【呪術廻戦】アナタからの最大級の愛を… (ページ8)

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アナタからの最大級の愛を…　07 ページ8

「…！！そっ……そ……solfaっ！？！？！？」
『え…』
「ななななななんで！！！！ここにsolfaが？ちょっと！七海！！！！どういうこと！！！」

五条さんがとても取り乱している。
これには七海さんもびっくりしてるようで…

『あ…あの…えっと……』
「え、まって本物？まじでsolfa？そっくりさん…とか？」
「五条さん、落ち着いてください。Aさんが困っています」
「あ、ごめん、七海」

七海先輩の一言で少し落ち着いた五条さん。
改めて私たち三人はソファーへ座る。

『えっと、まず最初に私は五条さんの言う、solfaで間違いないです。
先日芸能界を引退してこちらに戻ってきました。
改めまして、如月Aです。』

「聞きたいことは山ほどあるんだけど、先に真面目な話するね、その後僕に少し時間くれるかな？」
『あ、はい。もちろんです。高専の寮も手配していただけたと聞いているので、ありがとうございます。』

「じゃあまず、どうして戻ってこようと思ったの？君なら芸能界でもずっとやっていけたよね？」

急に声のトーンが変わった五条さんに少しドキッとした。
さすが呪術界最強って言われるだけある…すごく見定められてる感じ…

『七海先輩にもお話ししましたが、別に元々呪術師がイヤでやめたんじゃないんです。
この世界で生きる事を決める前に、後悔ないくらい自分がやりたい事をやりたかった……』
「もう後悔はないの？」

『ないです』
「別に戻る必要はないんじゃない？solfaとして生きても誰も何も言わないよ」

『無理でした。私根っからの呪術師みたいなんです。
ドラマの撮影現場に呪霊が現れた時、久々に呪霊を祓いました。
その時、よかった、みんな無事でって思いながら、…呪霊を祓ってわくわくしてた自分がいました』
「ふーん…相当イカれてるね」
『やっぱり私はこっちだなって思っちゃったんです…』
「いいんじゃない。呪術界はいつだって人手不足！助かるよ。改めてよろしくね、A」

そっと差し出された手を掴む。
これから私はまた呪術師として生きていくんだと実感した。