英雄ソニックを追え!5 ページ42
『やーーっと追い付いた!って...』
ナックルズはやっとの思いでソニック達に追い付く。ソニックとヘレンは先に目的の花を見ていたようだ。
そこには小さな白い花がたくさん咲き乱れており、夜空と満月も相まってそれらは幻想的な景色であった。
ヘレン「これがパパの言っていた白い小さな花なのね」
『綺麗...』
ソニック「少し取ってやろうか」
しゃがんで花を摘もうとするソニックをヘレンが止める。
ヘレン「ダメ!このままにしておきたいの。いつか、パパとママにも見せてあげたい」
ソニック「そうだな。それまでは3人だけの秘密だ」
白い花びらが風につられ舞う。
『(“アイツら”にもこの花を見せてやりたいなぁ。きっと、“あの子”は今のヘレンみたいな反応をするだろうな....ま、“アイツ”は興味ないかもだが)』
『(でも、俺のこと覚えててくれてるかな。アイツらと会ったのは、何百年も前だし.....)』
『会いたいなぁ...』ボソッ
ナックルズは空を見上げると、どこか懐かしそうな表情で夜空を...いや、夜空よりももっと上の景色を見るようにして見上げていた。
しかし夢のような一時は、崖に引っ掛かったかぎ爪に気付いて終わった。
崖の下を見ると特殊部隊の人達が懲りもせずにこちらへ登ってこようとしているのが見えた。
ソニック「しつこい奴らだ!」
ヘレン「あの人たちが来たらお花が踏み荒らされちゃうわ!」
ソニック「オレに任せときな」
特殊部隊はソニックを捕らえようと懸命に崖を昇る。すると何故か標的の声は背後から聞こえた。
ソニック「おーい、こっちだぜー!」
「あっちだ!」
そこにはヘレンと一緒にいるソニックとナックルズの姿が。
いつの間にか移動していたかと思えば、すぐ走り去ってしまう。
ソニック「さっさと撤いちまおう」
『おい!前!』
特殊部隊を撤いて逃げ出そう考えると、あることに気が付いて立ち止まる。
ソニック「海だ!」
先には海が広がっていた。この湖は海と繋がっていたようだ。
振り向けばそこには武器を構えた特殊部隊が。完全に袋のネズミとなってしまった。
ヘレン「ソニック...」
さらにヘリコプターも登場する。今度こそ逃げ道を失ってしまった。
「大人しく大統領邸まで来てもらおう。手荒なことはしない!」
ソニック「まだやる事があるのさ!」
「なら仕方がない!」
特殊部隊とヘリは武器の発射準備をする。
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ユアさん - そんなことないですよ!(学校で見ることができませんでした。すみません) (5月15日 18時) (レス) id: ae68d762ff (このIDを非表示/違反報告)
成り代わり大好き人(プロフ) - ユアさん» そう言っていただけで嬉しいです!けど雑な時とちゃんと書いてる時のムラがあるので上手とは言えないかもしれません..... (2023年4月4日 19時) (レス) id: b7f45ea9c0 (このIDを非表示/違反報告)
ユア - 最新話だぁぁぁ!拝見させて頂きました!見てて思うのですが、書くの上手いです! (2023年4月4日 19時) (レス) @page35 id: ae68d762ff (このIDを非表示/違反報告)
ユア - スマホ没収されてて来れませんでした…パソコンでも見ます( ..)"(狂影チャン) (2023年3月11日 13時) (レス) id: ae68d762ff (このIDを非表示/違反報告)
成り代わり大好き人(プロフ) - ユアさん» 本当ですか?ありがとうございます!! (2023年2月28日 10時) (レス) id: b7f45ea9c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:成り代わり大好き人 | 作成日時:2023年2月15日 0時