英雄ソニックを追え！3 ページ40
湖際で雑談しながらソニックの到着を待つナックルズとヘレン。
『それでソニックはいっつも有耶無耶にするんだ』
ヘレン「そうなのね。けど私、ナックルズの言う【技】って言うのちょっと気になるわ」
『あ、なら後で見せてやるよ』
ヘレン「本当？ありがとう」
今日初めてて会ったと言うのに、もう仲良くなっているヘレンとナックルズ。
ソニック「お待たせ、行こっか」
雑談している間にボートを担いだソニックが到着する。
▽ ▽ ▽ ▽
青空だった空はもうオレンジ色に染まっている。
ソニックがボートを漕いで島へと向かわせる。ナックルズは１人ボートの速度にあわせて浮遊している。
どうやらボートに3人も乗れなかったらしい。
ソニック「遅くなっちまったなぁ」
ヘレン「なんだかワクワクするわ。どんな花が咲いてるんだろう？」
ヘレン「本当はパパと来るはずだったけど、パパは今頃...きっと、一生懸命働いてるわ」
恐らくヘレンのパパが一生懸命働いてるのは、足の不自由なヘレンの為であろう。
ヘレンは暗い表情で自分の足を見つめた。
『ほらヘレン、もうすぐ着きそうだぞ』
近くで見ると島は結構な大きさだ。やっと楽しみであった花が見れる...そう思ったが、その思いを壊すように聞きなれた音が響く。
空を見上げると3機のヘリがやってきていた。
ソニック「また来やがった！」
ヘレン「何なの？」
ヘリのプロペラが起こす風が水面を大きく揺さぶり、ボートが左右に大きく揺れる。
ソニック「来るなー！！」
ソニックが叫ぶもヘリは容赦なく近づいてくる。そしてボートの中央にかぎ爪を発射し、それ以上進めなくしてしまう。
「このまま岸まで引っ張っていけ！」
ヘリはボートごと引っ張って岸へと移動する。
ソニック「クソッ」
『怖くないか？ヘレン』
ヘレン「うん、平気」
ソニック「よーし」
ヘレンは驚きはしたが怖がる事はなく、逆にどこか楽しんでおるようにも見える。
ソニック「しっかり捕まって！」
『何する気だソニック！？』
ソニックはかぎ爪を引き抜くとヘレンの車椅子に引っ掛ける。
ボートから上がった車椅子はその勢いで振り子のように大きく後ろに下がり、そのまま前に進んだタイミングでかぎ爪を外し、島へ飛び移った。
ヘレン「わぁーー！」
ソニックとヘレンを乗せた車椅子は見事に着地したかと思われたが、ギリギリの着地だったので車輪が後ろに下がり始める。
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ユアさん - そんなことないですよ！(学校で見ることができませんでした。すみません) (5月15日 18時) (
レス) id: ae68d762ff (このIDを非表示/違反報告)
成り代わり大好き人(プロフ) - ユアさん» そう言っていただけで嬉しいです！けど雑な時とちゃんと書いてる時のムラがあるので上手とは言えないかもしれません..... (2023年4月4日 19時) (レス) id: b7f45ea9c0 (このIDを非表示/違反報告)
ユア - 最新話だぁぁぁ！拝見させて頂きました！見てて思うのですが、書くの上手いです！ (2023年4月4日 19時) (レス) @page35 id: ae68d762ff (このIDを非表示/違反報告)
ユア - スマホ没収されてて来れませんでした…パソコンでも見ます( ..)"(狂影チャン) (2023年3月11日 13時) (レス) id: ae68d762ff (このIDを非表示/違反報告)
成り代わり大好き人(プロフ) - ユアさん» 本当ですか？ありがとうございます！！ (2023年2月28日 10時) (レス) id: b7f45ea9c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：成り代わり大好き人 | 作成日時：2023年2月15日 0時
