英雄ソニックを追え！ ページ38
補佐官「エッグマン基地崩壊...大統領、これで次の大統領選挙は当選確実ですね！」
補佐官は今日の新聞に載っている記事を見て意気揚々としている。
どうやら補佐官はエッグマン基地崩壊を成功した事で、それは大統領の成果となるので、次の大統領選挙では当選間違い無し！と信じている模様。
しかし...
大統領「それはどうかな...」
大統領は曇った顔で補佐官の言葉を否定した。
大統領「エッグマンとの戦いのヒーローはソニックだ」
よくよく新聞を見てみると、新聞の一面はどれもこれもソニックの写真にソニックの事が書かれた記事で飾られている。
政府軍の攻撃のことなど雀の涙くらしか載っていない。
補佐官「ソニック...！？ソニック...！？ソニックゥ〜！！？」
慌ててテレビをつけても、そこにはソニックの姿が映っている。
今やソニックは一躍時の人のなったのだ。
補佐官「ソニック、ソニック...あれも、これも...ソニック〜ッ！？」
補佐官「これではソニックが大統領になってしまいます！！」
的外れな補佐官の言葉に大統領は目を丸くするが、次の瞬間には呆れて顔を押さえる。
大統領「何をバカなことを...」
補佐官「冗談ではありませんぞ！」
大統領「ジェローム君、そんな真剣な顔をしなくても」
ジェローム「ああ、困ったぁ困ったぁ...」
大統領になだめられる補佐官...もといジェローム。
ジェロームは冷静になるが、不安は拭えないようでうろうろと歩いている。が、急に立ち止まる。
ジェローム「よし、あの手でいこう！」
大統領「ん？」
ジェローム「大統領主催のエッグマン基地崩壊記念チャリティーパーティーを開きます！」
大統領「エッグマン基地崩壊記念チャリティーパーティー？」
ジェローム「それにソニックを招待するのです。そしてソニックを大統領と握手させ...次の日のテレビや新聞には大統領とソニックだらけとなり、大統領の好感度さうなぎのぼりに上がり、次の大統領選挙でも当選間違いななし！」
ジェロームは何がなんでも次の大統領選挙で自分が今補佐している大統領に次も当選して大統領を続けさせたいようだ。
少し強引なやり口かもしれないが、ある意味誠実さを感じるいい補佐官なのかもしれない。
ジェローム「早速ソニックにエッグマン基地崩壊記念チャリティーパーティーの招待状を送ろう！」
大統領「あ、おい...！」
大統領の静止も聞かず、ジェロームは部屋から出ていってしまった。
きっとソニックは応じてはくれないだろう、とおおよそ検討がつく。大統領「ハァ」とため息をついた。
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ユアさん - そんなことないですよ！(学校で見ることができませんでした。すみません) (5月15日 18時) (
レス) id: ae68d762ff (このIDを非表示/違反報告)
成り代わり大好き人(プロフ) - ユアさん» そう言っていただけで嬉しいです！けど雑な時とちゃんと書いてる時のムラがあるので上手とは言えないかもしれません..... (2023年4月4日 19時) (レス) id: b7f45ea9c0 (このIDを非表示/違反報告)
ユア - 最新話だぁぁぁ！拝見させて頂きました！見てて思うのですが、書くの上手いです！ (2023年4月4日 19時) (レス) @page35 id: ae68d762ff (このIDを非表示/違反報告)
ユア - スマホ没収されてて来れませんでした…パソコンでも見ます( ..)"(狂影チャン) (2023年3月11日 13時) (レス) id: ae68d762ff (このIDを非表示/違反報告)
成り代わり大好き人(プロフ) - ユアさん» 本当ですか？ありがとうございます！！ (2023年2月28日 10時) (レス) id: b7f45ea9c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：成り代わり大好き人 | 作成日時：2023年2月15日 0時
