激闘!ソニック野球軍8 ページ29
「...はい、オッケーです」
一方、誰も居ないはずのダイヤモンドスタジアムの観客席にて2人組みよ男女がやってきていた。
「いいの?映ってるの?」
男がカメラを回し、女はそれに映る。どうやらデレヒのリポーターのようだ。
「んんっ...テレビをご覧の皆さん!ここからは、緊急特別番組をお送りします。今、私の目の前に信じられない光景を広がっております!」
恐らく街でカオスエメラルドの光を見た彼女らは、光の原因を究明しそうと思いこのダイアモンドスタジアムに来たのだろう。
しかしその矢先、野球をしているソニック達を発見し、急遽カメラを回したと見える。
「取り壊し間近のダイアモンドスタジアムであのDr.エッグマンとソニックチームが、何とか野球の試合をしているのです!なぜこんな事態になっているのでしょうか?」
「繰り返してお伝えします。Dr.エッグマンとソニックチームが、ガチンコの野球勝負を繰り広げております!場所はダイアモンドスタジアム!」
この映像は街中のテレビやスクリーンに映し出され生放送されている。まだ深夜と言うほどの時間帯ではないので、多くの人がその放送を目にしていた。
スカーレット「なお、この試合の状況は私、スカーレット・ガルシアが逐一お伝えいたします。SSTV」
まさかテレビで中継されている事などつゆ知らず、ソニック達の野球はどんどん進行していく。
チャック「あと4点で逆転だ。しばっていくぞぉ!タナカ!」
タナカ「はい!」
チャック「に代わってピンチヒッター、チーズ!」
チーズ「チャオ!」
一応チーズもこのチームの一員である。野球のルールをちゃんと理解しているかは不明だが、チャックはチーズに代打を任せようというらしい。
しかし、チャックにも何も考えがないわけではないようだ。
身の丈の倍ほどあるバットを持って右打席に立つチーズ。ピッチャーロボはストライクゾーンを分析して照準をズームさせるも、そこはキャッチャーミットから外れている場所だった。
当たり前だ。チーズの身長では打てる範囲があまりにも限られすぎているんだ。野球のルール上、それ以外はボール判定となる。
デコー「ボール!」
ピッチャーロボは困りながらもボールを投げるが、かなり狙いづらくストライクゾーンには入らない。
デコー「ボール、ツー!」
今度は下側に投げてみるも、ボールはホームベースへと落ちる。
デコー「ボール、スリー!」
最後は緩やかに放物線を描いていくも、それもストライクゾーンから外れた
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ユアさん - そんなことないですよ!(学校で見ることができませんでした。すみません) (2023年5月15日 18時) (レス) id: ae68d762ff (このIDを非表示/違反報告)
成り代わり大好き人(プロフ) - ユアさん» そう言っていただけで嬉しいです!けど雑な時とちゃんと書いてる時のムラがあるので上手とは言えないかもしれません..... (2023年4月4日 19時) (レス) id: b7f45ea9c0 (このIDを非表示/違反報告)
ユア - 最新話だぁぁぁ!拝見させて頂きました!見てて思うのですが、書くの上手いです! (2023年4月4日 19時) (レス) @page35 id: ae68d762ff (このIDを非表示/違反報告)
ユア - スマホ没収されてて来れませんでした…パソコンでも見ます( ..)"(狂影チャン) (2023年3月11日 13時) (レス) id: ae68d762ff (このIDを非表示/違反報告)
成り代わり大好き人(プロフ) - ユアさん» 本当ですか?ありがとうございます!! (2023年2月28日 10時) (レス) id: b7f45ea9c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:成り代わり大好き人 | 作成日時:2023年2月15日 0時