ちょい戦闘狂なしんしゅポケモンが某ハリモグラに成り代わりました

激闘！ソニック野球軍4 ページ25

チャック「よーしいくぞ！第1回カオスエメラルド争奪戦((エッグマン「ダイアモンドスタジアム杯野球大会！」


『やきゅう？？』


クリス「そんな事だと思った(汗)」


「野球」と言う単語にピンときていないナックルズと、チャックの張り切りに呆れて呟くクリス。


タナカ「いち、にー、さん、しー」


チャックとエッグマン以外でその気になっているといえば、１人ウォーミングアップをしているタナカくらいだ。


ソニック「ま、いいんじゃないのー」


内心面倒だと思いが顔に出つつも、これ以上面倒ごとにはしたくないので、相手ロボの頭の上に座っているソニックは承諾した。


クリーム「ワタシ達もやるデスか？」


エミー「そうみたいよ」


チーズ「チャオ？」


必然的にエミー達も参加しなければチームのメンバーは揃わず、野球が成立しない。
　なのでカオスエメラルドを取り戻すため、どうしても参加しないといけない。


タナカ「みんなー！しまっていこー！」


ウォーミングアップを進めるタナカ。エッグマンも素振りをし始める。
　エッグマンは肥満体だが、まあまあフォームのキレがよい。


クリス「ねぇ、おじいちゃん。エッグマンのヤツ、絶対何かたくらんでるよ。気を付けないと」


チャック「そうじゃな。足を使った機動野球を狙っとるかも」


クリス「え？あ、そうじゃなくて...(汗)」


いつもなら頼りになる大人のチャックだが、今日ばかりはどうにも使い物にならなそうだ。せめて野球経験者として、いいプレーを願いたい。


エッグマン「まずは先攻後攻を決めるぞ！じゃーんけん...」


『俺は反対だ！』


チャックとエッグマンが先攻後攻を決めるじゃんけんをしようとした時、ナックルズが声をあげた。


『カオスエメラルドを賭けてやきゅう？ってのをするよりか、拳と拳でやり合った方が手っ取り早いだろ！』


『って事で俺はバトルがしたい！』


「野球」と言う競技を全く知らないナックルズは、相変わらずの戦闘狂っぷりを発揮させてバトルしたいと抗議する。
　ナックルズの顔には「バトル したい❗」の文字が書かれているように見える程に....


エッグマン「あのなぁ、そうなったらソニックとお前の独擅場になるじゃろうが！」


チャック「それにここはダイアモンドスタジアム。ここは野球をするためのフィールドなんじゃ！」


野球を楽しみたいチャックとエッグマンは敵同士ながら多少意見は違えどナックルズを批判する。

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