ちょい戦闘狂なしんしゅポケモンが某ハリモグラに成り代わりました

激突！！ソニックVSナックルズ9 ページ19

ソニック「やっぱりな！」


ナックルズが居ると言う事はエッグマンも近くに居ると思っていたソニックは地面に着地すると同時に、ナックルズに背を向けて走り去る。


『あっ、コラァ！！逃げるなぁぁ！！俺とのバトルは終わってないんだぞぉぉ！！！！』


ナックルズはバトルを途中でほったらかしにして走り去って行くソニックの後を追いかけた。


ソニック「ったく、あの戦闘バカめ」


相変わらずの戦闘狂っぷりに呆れて言葉を口に出しつつ、追い付かれないよう走る速度をあげてエッグマンの元に急ぐ。


クリス「降りられなよ〜！」


エミー「煙い〜！ソニック助けて〜！」


カプセルが壊れたはいいものの、地面とは少し距離があり脱出できない3人は困っていた。しかも中からは爆発で発生した煙がモンモンと外にあがって来る。


エッグマン「お前たち、なんてことするんだ！？こうなったら...」


言いかけたエッグマンの前を青い何かが音速で通った。それはメカの脚部の辺りを通り、空気が揺れた途端、メカの脚部が破壊され横転した。


ソニック「Hey guys!」


走るのを止めたソニックはクリス達に声をかける。


クリス「ソニック！」


エッグマン「おのれソニック！E-47！フォームチェンジだぁ！」


脚部を破壊されたE-47だが、逆立ちをするような形をとって再び立ち上がった。だがその所為でクリス達は再びカプセルの中へ落っこちてしまった。


エッグマン「行けぇ！！」


──ﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞﾀﾞｯ！


エッグマンの指示でE-47は攻撃を開始する。ソニックに銃弾の嵐が襲い掛かる。
　なんとか岩影に隠れたソニックだったが、土煙が晴れる頃には隠れていたハズの岩は破壊されなくなっていた。


ソニックは再び襲ってきた銃弾をジャンプして躱す。するとその時、どこかから小さな氷塊が飛んできてE-47の発射口を破壊した。


『せっかくソニックとバトルしてたのにッ！！！邪魔すんな！このヒゲオヤジ！！！』


エッグマン「なんじゃと！？それなら貴様がさっさとソニックを始末せんのが悪いんじゃろ！！」


しびれを切らしたエッグマンはナックルズそう反論する。
　そしてE-47はロケットのように飛び上がり、クリス達をカプセルに閉じ込めたまま対岸に着陸した。


エッグマン「こういうわけで小僧たちはワシが預かった。返して欲しければカオスエメラルドを持ってくるんじゃな！」


この状況にナックルズは眉間にシワを寄せた。

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