ちょい戦闘狂なしんしゅポケモンが某ハリモグラに成り代わりました

激突！！ソニックVSナックルズ7 ページ17

『はぁーっ！！』


ソニック「そーれっ」


ソニックは余裕の表情で躱し続けていたが、ここで攻撃を仕掛けることにしたようだ。
　キックをくらわせようと足を伸ばすが、ナックルズは地面を転がって躱し、すぐに体勢を整える。


なかなか攻撃を喰らわせれないのに、ナックルズの表情は愉しげな表情であった。
　ナックルズは変わらず《れんぞくパンチ》を繰り出す。ソニックはそれを躱しながら後ろ向きに移動する。


そのまま進んだ先は滝つぼに近い小川があった。2人は間にある岩を飛び渡って移動する。
　しかしソニックは水が苦手なので今このフィールドでは分が悪い。


ソニック「Come on！」


対岸へ移動したソニックはそのまま森の中へと走り去った。ナックルズもそれを追いかける。


やがて森を抜けた2人は垂直な崖をのぼっていた。ソニックは持ち前の足の速さで、ナックルズは浮遊してのぼっている。
　ソニックはそのまま崖上に生えていた木の幹までのぼっててっぺんに立つ。


ソニック「Oh！ What a great view！」


余裕綽々で景色を楽しんでいると、その横にナックルズが浮遊して現れる。


『コラァ！よそ見するなぁあ！！』


ナックルズは手を大きく広げでブンッと《かぜおこし》をすると、途端に激しい風が発生してソニックを吹き飛ばす。
　予想外の出来事にソニックは対処できず吹き飛ばされるも、なんとか空中で体勢を整えて着地した。


だが安心してる暇はなく、今度はソニック目掛けて大きな木製ハンマーが降り掛かってくる。


ソニック「What!?」


ソニックは驚きつつもジャンプして回避する。けれどナックルズの容赦ない《ウッドハンマー》が炸裂して行く。
　ソニックは降り掛かってくる《ウッドハンマー》をギリギリの距離を保ちながら逃げる。本気を出せば余裕で逃げれるし、この場から離れる事も容易いのだが、それだけ彼は余裕だと言う事だ。


ソニック「Come on！Come on！」


余裕と言った態度で挑発をする。ナックルズはそれ見てよりいっそう愉しげに笑った。その様子はさながらもぐら叩きのようだ、
　ソニックは進んだ先にあった木の幹をのぼってそこから飛び、ちょうど《ウッドハンマー》を降り下ろしたナックルズ目掛けホーミングアタックをした。


ホーミングアタックをするソニックを受け止めるナックルズ。しかしソニックの回転は止まらない。
　回転の勢いに押された2人はそのまま来た道をもどるように後退し、そして崖から転がり落ちる。

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