激突!!ソニックVSナックルズ6 ページ16
『おっそいな〜。早く来いよソニック...』
ナックルズは座って足をブラブラとさせながら待っていると、ちょうどその時ソニックがやってきた。
ソニック「お待たせ!」
『遅いぞソニック!』
ソニック「悪ぃ悪ぃ、顔を洗ってたもんでね。それに天気も良いし。ん〜、良い香り」
ソニックはそう言って花を摘み、その匂いを楽しんでいる。
ソニック「なーんかこう、“生きてる”って感じがするんだよな〜」
『そう言う御託は後にしてくれるか?』
無駄口を叩くソニックに少し苛立ちを覚えたナックルズはそう言った。
ソニック「そう急かすなって。もっとクールにいこうぜ、相棒?」
『あーもう!俺はお前の
しびれを切らしたナックルズはなかなか勝負へと持ち込まないソニックに怒鳴る。
ソニック「ホント、相変わらずだな。あんまり気が進まないけど、どうしてもやるのかい?」
『ここまできて止めるはダメだからな!せっかくソニックと戦えるって聞いたんだ!今日こそ勝つ!!!』
その言葉にソニックは何かを確信する。テレビで報じられていた機械の異常に、爆発するテレビを持ってきたメカ。
そしてナックルズの言う「ソニックと戦えるって聞いたんだ」と言う言葉で、ソニックの中で最後のピースがはまった。
ソニック「はぁ、まーた俺と戦えるってエッグマンから言われたのか?」
ソニック「いつもいつも分かってて利用されるなんて...どーせいつも途中で妨害されるのに意味あるのか?」
『だったら妨害される前に...』グッ
ナックルズはザザッ!片足を後方させ、力を入れる。それを見たソニックはパッと花を手放す。
手放された花は風にのって空を舞って行く。
『終わらせればいいんだよッ!!!』ダッ!
ナックルズは強く地面を蹴ってソニックに殴り掛かる。しかし1発目はあえなく避けられ岩を砕く。
他の岩に着地したソニックは、その後もナックルズから繰り出される《れんぞくパンチ》を躱し続けた。
しかしソニックには傷ひとつ付けることが出来ず、ソニックは高いところからナックルズを見下ろしていた。
その視線はどこか呆れているが、少し楽しんでるといった感情が滲み出ていた。
ナックルズは地面を蹴って高く飛び、ソニックに向かって拳を突き出す。けれどソニックをとらえるには至らなかった。
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ユアさん - そんなことないですよ!(学校で見ることができませんでした。すみません) (5月15日 18時) (レス) id: ae68d762ff (このIDを非表示/違反報告)
成り代わり大好き人(プロフ) - ユアさん» そう言っていただけで嬉しいです!けど雑な時とちゃんと書いてる時のムラがあるので上手とは言えないかもしれません..... (2023年4月4日 19時) (レス) id: b7f45ea9c0 (このIDを非表示/違反報告)
ユア - 最新話だぁぁぁ!拝見させて頂きました!見てて思うのですが、書くの上手いです! (2023年4月4日 19時) (レス) @page35 id: ae68d762ff (このIDを非表示/違反報告)
ユア - スマホ没収されてて来れませんでした…パソコンでも見ます( ..)"(狂影チャン) (2023年3月11日 13時) (レス) id: ae68d762ff (このIDを非表示/違反報告)
成り代わり大好き人(プロフ) - ユアさん» 本当ですか?ありがとうございます!! (2023年2月28日 10時) (レス) id: b7f45ea9c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:成り代わり大好き人 | 作成日時:2023年2月15日 0時