ちょい戦闘狂なしんしゅポケモンが某ハリモグラに成り代わりました

激突！！ソニックVSナックルズ4 ページ14

エミー「ねえソニック！聞こえたでしょー？」


ソニック「んー？」


エミー「綺麗なところみたいだし、ソニックとピクニックしたいなぁ」


テイルス「ピクニックじゃないって...」


エミーはこのチャンスを逃がすまいとソニックにアピールをする。そんなエミーを見て呆れるテイルス。
　しかしソニックからは意外な答えが返ってきた。


ソニック「ああ、綺麗だったよ」


エミー「え！？なんで知ってるの？」


何故かシルバーバレイの景色が綺麗だと知っているソニック。ソニックの返事に驚くエミーだが、すぐに見当が付いた。


エミー「あ！また１人で遊びに行っちゃったのね！」


ソニック「だからパス」


エミー「ソニックのバカ。クリス、さっさと出掛けましょ」


クリス「でもおじいちゃんが、ミスター・タナカに捕まっちゃったから車だせないよ」


テイルス「あの人厳しいそうだもんねー」


クリス「どうしよう...」


シルバーバレイに行く手段がなく、どうしたものかと困っていると...


テイルス「ねぇ！さっき思ったんだけど...」


テイルスが何やらいい案を思い付いたようで、その案で３人はシルバーバレイに行く事になったようだ。





一方、屋敷に残ったソニックの元に１人の来訪者がやってきた。
　どうやらメカのようで彼はカバンから小型のテレビを取り出すと、バルコニーの手すりに寝そべっていたソニックの足先に置いた。


ボックン「ここに乗せて」


メカ...もといメッセンジャーロボのボックンはテレビのスイッチを入れる。画面にナックルズの顔が映し出される。


『《ソニック！今日こそ白黒つけさせて貰う！いっつもまともに取り合わないが、今日こそは俺が勝つ！》』


ソニックは過去に一度ナックルズと戦った事がある。
　そしてその戦い以降ナックルズ執念に勝負を挑まれ続けるも、最初のうちはソニックもちゃんと相手にしていたのだが...その度に地形などが滅茶苦茶になってしまうのだ。


その後の後始末が大変で、しかも毎度ソニックが勝つのでナックルズは毎日毎日ソニックに勝負を挑むよになったのだ。
　なのでめんどくさくなったソニックは、今ではまともに取り合わないようにしていると言うワケだ。


『《シルバーバレイにて待ってるからな。ナックルズより。




　あ、あと、このメッセージ再生後は自動的に爆発するらしい。御愁傷様〜》』


最後の最後であっけらかんと言う。そしてバチバチとスパークし始めたテレビは瞬く間に爆発した。

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