ちょい戦闘狂なしんしゅポケモンが某ハリモグラに成り代わりました

激突！！ソニックVSナックルズ3 ページ13

それを見たクリスは急いでテイルスを抱き上げ、エラの気をそらそうとする。


クリス「ぼ、僕お腹すいちゃったぁ...(汗)」


チャック「わ、私もだ！」


そう言って部屋から足早に出ていくクリス(+テイルス)とチャック。１人残されたエラはポカーンとした顔で数十秒固まっていた。





何とか研究室から脱出することに成功した3人。


クリス「良かったぁ、バレなくて」


チャック「全くじゃわい！」


バルコニーに居たソニックは走っていく3人の姿を見ていた。


ソニック「なーにやってんだか」


誰か追ってきていないかの確認をしながら後ろを向いてい走っていたクリスは誰かにぶつかった。


タナカ「クリス様、いかがなさいました」


執事であるタナカは眼鏡越しからキリリと2人を捉える。


クリス「な、なんでもないよ。ミスター・タナカ...アハハ、じゃあ」


そのままさりげなく立ち去ろうとするクリスとチャック。しかしチャックだけがタナカに呼び止められる。


タナカ「チャック様。今日こそ研究をお休みになってきちんと睡眠をとられますよう、このタナカからもお願いします」


そう言って軽く頭を下げるタナカ。


チャック「そうも言ってられんよ。まだまだ研究の続きがある...おおっ！？」


タナカ「本日は日曜日、ホリデーにごさいます。ご自愛して下さいませ」


ズイッと有無を言わせないタナカの圧にチャックは根負けする。


チャック「わ、わかった。お前の言う通りにするかそう急かすなって！すぐには休めんよ！」


タナカに背中を押され、チャックはどんどんとどこかに連れていかれてしまう。
　とにかくバレずにすんだクリスは胸を撫で下ろす。が、背後から走ってきたエミーにぶつかる。


エミー「きゃあっ！あいたた....」


クリス「あっ、エミー！勝手に外を出歩かないでって言ったでしょ！」


エミー「それどころじゃないわよ！カオスエメラルドがまた出たの！」


エミーの言葉を聞いたクリスとテイルスは急いでリビングに入り、テレビのニュースを見る。


〔《シルバーバレイ付近で、強いエネルギー反応と共に機械が誤作動を起こす現象が確認されています。
当局では、先日起きたパワーシャベル暴走事件との関わりを含め、調査関係者の間では未確認宝石との関連が囁かれております》〕


テイルス「カオスエメラルドっぽいね」


クリス「シルバーバレイならそんなに遠くないよ。調べに行ってみよう！」


エミーは家から出てバルコニーにいるソニックに声をかけた。

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