激突!!ソニックVSナックルズ ページ11
三日月が昇る深夜、人気のない路地裏に佇むナックルズ。ナックルズはソニック達と分かれてから、1人で元の世界に帰る手段を探していたものの収穫はなし。
現実は厳しく、今守るべき物がはたして無事かどうか...
そう考えて苦い顔をしているナックルズの側に人影がやってくる。なんだと思い暗闇に視線を向けると、そこからよく知る人物が姿を現した。
『Dr.エッグマン!』
エッグマン「...はぁぁ〜、ワシを助けてくれ!」
『は?』
突然何を言い出すかと思えば、悲しそうな顔をしてナックルズに向かって土下座をしたのだ。
それから顔を上げ、ナックルズの両手を握る。その顔は何かを訴えているように見えた。
エッグマン「カオスエメラルドがこっちの世界に飛ばされてきておるんじゃ!」
『へぇ...』
エッグマン「7つのカオスエメラルドを集めて、再びカオスコントロールを起こせばワシらは元の世界に帰れるんじゃ」
その話を聞いてあの時の目映い光の事を思い出すナックルズ。
エッグマン「この世界に飛ばされてワシはようやく目が覚めた。住み慣れた故郷で静かに余生を送りたい…」
エッグマンはハンカチを取り出して泣いている。その姿を見てナックルズははぁ、とため息を吐いた。
『そう言う芝居はいいから』
エッグマン「ギクッ!い...一体なんの事じゃ?(汗)」
『いつもいつもそうやって芝居するけど、俺はそれが嘘だって分かってんだよ』
エッグマン「うぐっ...!」
『そう言う回りくどいのはいいから...ただ俺が言いたいのはだな』
ナックルズは地面に膝を付いているエッグマンの目を見て言った。
『お前の“それ”に協力したらソニックと戦えるか?』
エッグマン「!...あぁ、勿論じゃ」ニヤリ
エッグマンはナックルズが何を言いたいのか分かったらしく、芝居を止めてニヤリと笑った。
『ならOK!協力するぜ?───エッグマン』ニヤッ
ナックルズは不適な笑みを浮かべて、エッグマンに手を差しのべた。
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ユアさん - そんなことないですよ!(学校で見ることができませんでした。すみません) (2023年5月15日 18時) (レス) id: ae68d762ff (このIDを非表示/違反報告)
成り代わり大好き人(プロフ) - ユアさん» そう言っていただけで嬉しいです!けど雑な時とちゃんと書いてる時のムラがあるので上手とは言えないかもしれません..... (2023年4月4日 19時) (レス) id: b7f45ea9c0 (このIDを非表示/違反報告)
ユア - 最新話だぁぁぁ!拝見させて頂きました!見てて思うのですが、書くの上手いです! (2023年4月4日 19時) (レス) @page35 id: ae68d762ff (このIDを非表示/違反報告)
ユア - スマホ没収されてて来れませんでした…パソコンでも見ます( ..)"(狂影チャン) (2023年3月11日 13時) (レス) id: ae68d762ff (このIDを非表示/違反報告)
成り代わり大好き人(プロフ) - ユアさん» 本当ですか?ありがとうございます!! (2023年2月28日 10時) (レス) id: b7f45ea9c0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:成り代わり大好き人 | 作成日時:2023年2月15日 0時