西村先輩！振り向いて？

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嘘でしょ、、、

開かないの…？
　


もう一度、開けようと試みても


開かなかった。



後ろを振り向き、西村先輩に助けを求めるかとおもったけど、、


"帰ってください！"なんて言われたらいえへんやん！


　
あっ、スマホ！




カバンの中に入れていたスマホを取り出して検索する。



〈体育館倉庫 開け方〉


検索…
　

って、、、電源切れそう…
　


　
出てきたのは、体育館倉庫の利用についてだとか…


やばいやん、、、



まぁ、でるわけないよね…
　


斗亜くんか、るーくに電話するとか！



　
その手があったとおもい、ラインを開こうとしたら固まって


ってか、電波悪ない？ここ




拓「なにやってんの？」


また、肩がはねる


『えっと……あはは』


どうしよ…どうしよ

　

拓「…」


黙ってこちらに近づいてくる西村先輩。


ばれたら…これ、、、私が仕掛けたとか思われんねんかな



いやや〜、これ以上嫌われたない！



『あのっ！西村先輩は……座っててください』


と、床に指さした。



拓「なんか、、かくしてる？」


『隠してないです！はい！』



その時、スマホがブーってなって覗いたら


電源が切れた。

　



最悪…



『ハァ、、、』


その場にしゃがむ私と、



拓「えっ、、、」




扉が開かないことに気づいた西村先輩。

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