10話 ページ13
貴方side
安「すみません。以前コンビニでお会いしましたよね?」
どくん。
大丈夫だ。落ち着け。
悟られるな。
貴『何のことですか?』
安「とぼけないで下さい。僕の名前、知っているでしょう?」
貴『そうですね。安室透さんでしたね。では、私は忙しいのでこれで。』
私が過ぎ去ろうとすると腕を掴んできた。
安「ご飯は食べていますか?」
貴『…は?』
何で今それなの?
他にあるじゃない。
貴『そんな見え透いた嘘じゃなくて本当に聞きたいこと聞けばいいんじゃないですか?この痣とか。名前とか。』
安「…教えてくれるんですか?」
貴『教えませんけど。貴方だって秘密の一つ二つあるでしょう。…降谷零。』
私は怪しく笑う。
少し挑発してみるのも面白い。
彼は私の手を乱暴に引き路地裏に連れ込む。
貴『壁ドンというやつですか?お顔が怖いですけど。29のおじさんが16の少女に何してるんですかね。今は誰ですか?トリプルフェイスさん。』
安「何者だ。何故知っている。」
貴『自分を愛するように他を愛する者はありません。ブレイクはそう言いましたが貴方は違うようですね。貴方はこの国を愛しておられる。』
安「突然何を言い出すんだ。質問に答えろ。」
貴『非常に残念です。貴方なら分かって頂けると思っていたのですがね。
私の正義。』
安「ぐはっ!」
私は思い切り…うん、蹴らせてもらった。
申し訳ないが…もう少し格好つけさせてもらう。
貴『私の邪魔をしないで下さいね。』
安「君は…」
貴『探り屋でしょう?私を見つけて下さい。』
では、
取り敢えず今は県外にでも逃げようか。
お金が貯まったら家を建てて海外にでも行くかな。
さあ今日はどこを掃除しようか。
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輝かしい未来のために - はぁ、面白すぎて辛い(?) 続きとても楽しみに待ってます! (2022年7月3日 0時) (レス) @page29 id: 7e61cd56ff (このIDを非表示/違反報告)
ヒーローなんて大嫌い - はぁL好きなんだよねヒーローは嫌いだけど敵でもヒーローでも…ネェ? (2020年1月3日 19時) (レス) id: 09090d6677 (このIDを非表示/違反報告)
えると - とても面白いですね!続きが気になります!応援してます! (2019年8月8日 3時) (レス) id: 151e33daae (このIDを非表示/違反報告)
アノー(プロフ) - 輝さん» うわぁ…期待してまーす(笑)更新遅めですが頑張ります! (2018年6月19日 8時) (レス) id: 1996b37276 (このIDを非表示/違反報告)
輝(プロフ) - アノーさん» いーえ!じゃあ、また何かあったら遠慮なく指摘しちゃいますね~(悪笑)まぁ、冗談ですけど(笑) 更新頑張ってくださいね! (2018年6月19日 0時) (レス) id: 7ffc6db072 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:アノー | 作成日時:2018年5月23日 12時