彼の反応見たくない？ 短編集【ヒプノシスマイク】

夢主がキャラ似の人形に対して「〇〇して欲しい、言って欲しい」と言っているのをキャラが聞いてしまったら ページ8

実胡斗さんリクありがとうございます！



寂雷



休憩室に行くと恋人兼看護師である彼女は私にそっくりな人形を眺めながらひとり言を呟いていた


「はあ、一度でもいいから寂雷さんと恋人繋ぎしてみたいな〜。


でも、寂雷さんに言ったらきっと笑われちゃうよね。子供でもあるまいしって…」



「……よし。」



今度のデート日に恋人繋ぎをしようと決意した先生だった。


後日



「愛桜さん。恋人繋ぎをしてもいいかな？」


「！！、もちろんです！！」



とっても楽しいデートになりました。



ーーー

一二三(ホストモード)



仕事がいつもより早く終わり、ルンルン気分で家に帰ると、彼女は夜中まで恋愛映画を見るといっていたのでリビングに明かりがついている


そっと扉を開けようとしたとき、声が聞こえた


映画の声ではなく彼女の声だ

部屋の扉を少し開けて、俺は耳をすませた



「はぁ〜。いいなぁ、行ってらっしゃいのキス。

一回やってみたいんだよねー。

こーやって、ちゅ…って！えへへ〜」



なんちゃって、と酔っ払った彼女は俺にそっくりの人形にキスをしていた



なんか嫉妬する

よし、明日からいってきますのキスねだろう



次の日


「愛桜、行ってきますは？」


そういって人差し指を唇に当てると、彼女は仕方ないなーと言ってキスをした



これが毎日続くことはわたしも彼も知らないだろう




ーーー


独歩



今日も残業で遅くなってしまった


なにやら声が聞こえる
リビングの扉をゆっくり開けるとご飯が置いてあるテーブルの椅子に彼女が座っていた



「独歩遅いな…。ご飯食べてくるのかな、どうなのよ〜独歩くーん」



そういって手に持っている人形をつんつんしていた



「帰ってきたと思ったらご飯食べてすぐ寝ちゃうし、お休みの日も寝てばっかりだし…」



そういって彼女は人形をだきしめた




寂しい思いをさせていたのに、気づかないなんて彼氏失格だ




確かに疲れていて寝ていることが多いかもな




彼女に甘えっぱなしで気づいてやれなくてごめ
んな



俺は彼女に近づいて後ろからだきしめた



「！！、独歩？」



「ごめんな


寂しい思いさせて悪かった


今度の休みの日には美味しいスイーツ食べに行こうな」




「独歩…。うん！ありがとう！！」



今日は抱き締め合って眠った


明日は早めに家に帰ってどこのスイーツ食べに行くか作戦会議だな




愛桜後日談

「最近独歩似の人形見かけないな〜」

疲れすぎたせいで｢私がいなくても世界は動き続けるんだよね……｣と呟いたら?→←感謝の言葉

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