彼の反応見たくない？ 短編集【ヒプノシスマイク】

【夢主がお揃いで買ったマグカップを落として割ってしまったら】 ページ13

蘭さんリクエストありがとうございます！



マットリ



左馬刻



「きゃ！！」


皿洗いをしているときに手が滑ってお揃いのマグカップを落として割ってしまった



「どうした！」



リビングにいた左馬刻がすぐに駆けつけてきてくれた



「ごめん…

せっかくお揃いで買ったマグカップ落として割れちゃった……」



そういって落ち込んでいると、左馬刻が優しく抱き締めてくれた



「！、左馬刻？」



「お前に怪我がねぇなら構わねぇよ



んなもんまた買いに行けばいいだろ。な？」



優しく私に囁いてくれた




「うん。

ありがとう、左馬刻」




「おうよ。

ほら、手伝ってやるから早く片付けて一緒にテレビ見ようぜ」



「うん！」



後日、左馬刻のマグカップも塗装が剥がれていたので新しくお揃いのマグカップを買いました。




ーーーー


銃兎



「きゃ！！」




「どうした！」


音に気付いた彼はすぐに私の元に駆け付けた



「ごめん。


お揃いのマグカップ落として割れちゃった…」



記念日に買った物だったのに割ってしまい、つい涙が溢れてしまった



そういうと彼は頭を優しく撫でて抱き締めた



「明後日はなんの日だ？」




「…？」




「俺達が付き合って3年目の記念日だよ。



だから明後日新しいのを買いに行こう」




そういって私から離れると、一緒に片付けを手伝ってくれた




明後日、新しくお揃いのマグカップを買ってヨコハマデートを楽しみました。




ーーーー


理鶯



「きゃ！！」



コーヒーが入ったマグカップを理鶯さんの所に持っていこうとしたとき


急に鳥が飛んできて驚いた拍子で落としてしまった


「どうした！」



「ごめんなさい理鶯さん。



マグカップ落として割れちゃいました…」



そういって顔を伏せていると、優しく頭を撫でてくれた



「大丈夫だ。


今度新しく買いにいこう」



「…はい！」




次の日の朝ご飯は鳥の丸焼きでした。



「理鶯さん。この鳥いつ捕ったんですか？」




「昨日の夜捕ったんだ。


上手いぞ」




この鳥、昨日私がマグカップを落とした原因の鳥なんじゃ……

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