第31話 ページ36
夢主side
中性的なその人は
“ましろ”
そう名乗った
長尾「ましろさん、ですか
俺たちはにじさんじの者です
…ましろさん、貴方はここで何をしているんですか？
ましろ「にじさんじの人たちか！
えっとね、僕ここによく泊まりに来てんだよね〜」
『泊まりに…？』
ましろ「そそ
僕ここの雰囲気とか好きでさ」
こんな場所が好きだなんてやっぱり変わった人だと思う
ましろ「でもさ〜ここにお化けが出るとかなんとかで、イタズラしにくる人が多いんだよね
この小屋の壁とかヒビ割れてたでしょ？
元々あんなの無かったんだけど、イタズラで割られちゃったんだよ」
長尾「…その人達を追い払おうとその人形を置いた…ってことですか？」
ましろ「そう！
こんだけ不気味な笑い声流せばくる人も少なくなるかな〜って」
元々こんなにボロい訳でなくイタズラでこうなったと…
考えてみれば納得できてしまう
…あれ？
ここで少し疑問が浮かんだ
『あの…その人形が出すのって笑い声だけですか？』
ましろ「うん、女の人の笑い声だけしか出てこないよ」
椎名「それがどうかしたの？」
椎名先輩が不思議そうに聞いてくる
『確か…長尾先輩が女の人の悲鳴も聞こえてきたって言ってませんでした？』
長尾「！
…うん、情報班からは女の人の悲鳴や笑い声が聞こえてくるって聞いてる」
長尾先輩がスマホを取り出して見ながらそう言う
恐らく情報班から届いたメールでも確認したのだろう
ましろ「え？どういうこと？」
『悲鳴って一体…』
「どこからきたの？」と言おうとした瞬間
「キャァァァァァァァァァァァァ！！」
と耳が痛くなるような甲高い女の人の悲鳴が聞こえてきた
『！』
椎名「…ッ！
皆伏せて！！」
その声で咄嗟にその場にいた皆が伏せる
伏せた瞬間に頭の上を何かが通る感じがした
長尾「なっ…」
ましろ「な、何あれ…」
頭上を見上げてみると真っ暗な山小屋でもわかるほどの赤い目がこちらを見ていた
.
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もも(プロフ) - めちゃめちゃ面白いです！！更新頑張ってください！！ (2022年2月7日 23時) (
レス) @page48 id: 7adec88ec1 (このIDを非表示/違反報告)
まーっち - ゆきさま。さん» コメントありがとうございます！これからも喜んでもらえるように頑張ります！ (2022年1月2日 23時) (レス) id: 6ab16c3021 (このIDを非表示/違反報告)
ゆきさま。 - すごく面白いです！夢主の性格がすごい好みです！ (2022年1月2日 17時) (レス) id: 7972dc8fbc (このIDを非表示/違反報告)
nonzo(プロフ) - まーっちさん» なるほど！理解しました！レスありがとうございます！更新楽しみに待ってます！！！ (2021年11月19日 21時) (レス) id: 7adcc1ff6a (このIDを非表示/違反報告)
まーっち - nonzoさん» あと、今は30話で止まっています。今週の土日には更新します！ (2021年11月19日 19時) (レス) id: 0be4ce7647 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まーっち | 作成日時：2021年8月11日 20時
