運命130 呆れる ページ40
モル｢やりましょうアリババさん
私達でそのふざけた計画を止めましょう！｣
そう言いながらモルジアナは俺の腕を掴む
モルジアナはドレイだった
そのため、放っておけないのだろう
エス｢おいおいあの女……｣
エル｢すごい怒ってるよ……
僕たちに気づいてるかな??｣
エス｢大丈夫、俺たちは単なる盗賊だったんだ
あの女も俺たちの事なんざ覚えちゃいないだろ…｣
後ろで何やら話しているＳＬＭ兄弟
モル｢(ｷﾞﾛｯ 覚えていますよ
あの時は、あなた達もドレイを売ろうとしていましたね
なぜ『霧の団』にいるのですか!!｣
そんな奴らを睨み、近づくモルジアナ
貴｢まぁ待てよ、モルジアナ
アイツらと何かあったのはわかったけど、今はアイツらも『霧の団』の一員だ｣
シン｢そうだ、モルジアナ
とにかくサブマドの話を聞こう｣
モル｢…ハイ｣
俺とシンドバッドさんに言われ、渋々返事をしたモルジアナ
うん、大丈夫
何がなんでも阻止してみせる
《シンドバッドside》
｢｢調印式ーーー!?｣｣
なんてバカな奴だ……
サブ｢そ、そうなんだ
実は兄さんは煌帝国の皇女と婚約をしているんだ
い、五日後、二人の結婚式がある
そ、その時国民を担保に入れる誓約の調印式も行われるんだ……
でも、僕にそれを止められなくて…
だから今日、ここへ来た…｣
だが、サブマドがここまで動けるとは思わなかった
昔よりは成長した、ということか
それでも…
サブ｢お願いだアリババ!!
君の力で兄さんを止めてくれ…!!
僕には、何もできないた…………!!｣
貴｢…………｣
聞いて呆れるな、この兄弟は…
仮にもサブマドは副王だぞ
少しは反対できてもいいんじゃないか？
それで自分が出来ないから今まで城を追放されてた弟に頼むなんて…
アリババくんもさっきから何も言わないし…
もちろん、一番呆れるのはアブマドだがな
国王が一番やってはいけないことをやろうとしているんだ
本来、国王は自分を犠牲にしてでも国民を守るべきなのに
その最も守るべきものを売るなんて
ありえん
シン｢……話はわかった、サブマド
俺に任せてくれないか
俺の同盟国たちにも連絡をとって、連合を組んでバルバッド政府に抗議してみよう
五日後の調印式に間に合うかはわからないが、国民をドレイとして輸出するなんていう、バカげた政策だけは、俺が止めてみせる！｣
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惟月(プロフ) - ののさん» そうですか？うーん… まぁ進めながらやるんで！うん！ ありがとうございます！頑張りますー！ (2014年9月25日 18時) (
レス) id: 493d2d7967 (このIDを非表示/違反報告)
のの - 手直しするんですかー。シリアスでもいいと思うんですけど…。番外編と合わせて頑張って下さい！ (2014年9月25日 7時) (レス) id: 0982d24faa (このIDを非表示/違反報告)
惟月(プロフ) - 湊さん» あ、やっぱり？予想通りでしたわ笑 (2014年9月15日 20時) (レス) id: 493d2d7967 (このIDを非表示/違反報告)
湊(プロフ) - 惟月さん» え?なんとなく？まぁノリですはい← (2014年9月15日 20時) (レス) id: a76905dd76 (このIDを非表示/違反報告)
惟月(プロフ) - 湊さん» ほ、ホントだΣ(ﾟдﾟlll) ご指摘ありがとうございます！すぐ直しますね！ てか何故に先生なんですか？笑 (2014年9月15日 20時) (レス) id: 493d2d7967 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：惟月 | 作成日時：2014年7月21日 19時
