1人じゃできない夢の続き ─Ryuga.s (ページ7)

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episode7 ページ7

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今日、Aちゃんを誘ったのは、

きっと今日がふたりだけになれるのは最後だと思ったから。

プラネタリウムの施設に入ると、

すっごい輝いてて、

地元で、自然の星を見れないのは悲しいなぁなんて(笑)

たまーに流れ星も見えて、

Aちゃんが元気になれますように。

俺といなくても…大丈夫でありますように。

って願った。

Aちゃんには、レアアイテム出ますように？なんて笑われたけど…

ほぼ二人っきりの空間になれる場所は、

話すのにぴったり。

あ:龍我？

龍:ん？

あ:なんか浮かない顔してた。なんかあった？

龍:…俺さ、ジャニーズ受かったの。

もう2ヶ月後ライブに出るみたいで、これからずっと休みがなくて…

1度ライブとかステージに立つと、もう女の子二人でお出かけするのは難しいみたいなの。

だから…最後って言いたくないけど…ｯ

まだお仕事ないうちにAちゃんと遊びたくてね。

あ:おめでとう！龍我すごいじゃん！

アイドルへの第1歩でしょ？！

龍我のダンス、いろんな人に見てもらえるね！！

嬉しいような…ちょっと悲しいような……(笑)

龍:…うん！Aちゃん、絶対見に来て！

Aちゃんの笑顔、悲しい笑顔だった。

Aちゃんのことなんでもわかるんだから！

ジャニーズに受かったのは嬉しい。

でも大好きなAちゃんの悲しい顔を見るのは…

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