1人じゃできない夢の続き ─Ryuga.s (ページ40)

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ﾋﾟｯﾋﾟｯ

いつぶりだろうか。

眩しいって感じて

目を開けると

そこには大好きな大好きな

龍:Aちゃんおはよ！！！

龍我の笑顔があった

龍:もうAちゃん何時間寝るの～？！

たぶんギネスいけるよ！睡眠時間の長さ！！！

雄:いや龍我声でかすぎ(笑)

那須くんの声も聞こえて、少し目線をずらすと

みんなの笑顔があった

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数日後、車椅子に押されて新しい病棟の部屋に行くと

飛:じゃーーーん！Aちゃん！…ん、なんだ？

龍:んー、おはよう？うん！おはよう！！！

あ:おはようって(笑)もうわたし何回も起きてるから(笑)

大:じゃあ…ようこそー？

龍:まぁまぁとりあえず入って！！！！！

とにかくキラキラしたものとか

カロリー高そうなおかしとか

きっと龍我がみんなに頼んでやったんだろうな…ってものがズラリ。

龍:これは原宿のー…なんだっけ

飛:タピオカ！

龍:これは東京駅で美味しいって有名なー…なんだっけ

一:フィナンシェ！

龍:これは…夢の国の、

直:期間限定のチョコ！

雄:全部龍我セレクトなんだよ

Aちゃんが好きなものはこれって

あとはこの栗もね。

あ:ありがとう…ほんっとにありがとう…

龍:Aちゃん起きないから前用意したやつ俺らがぜーんぶ食べて、太った！

だからAちゃんこれ全部食べれば太るよ～

食べられるものは限られてるけど、

みんなとワイワイ食べたお菓子は

今まで以上に美味しくて、忘れられない味になった。

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