未練、想い2【五条悟】

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あれから3日ほど家でゆっくりさせてもらった。




「Aが家にいるのに仕事とか無理！」


『帰ってきても家にいるから、行ってらっしゃい。』




朝、急に行きたくないと言い出して、遅いからと心配した伊地知が玄関まで来て申し訳なさそうにしている。




「…怪我人置いて仕事行けない。」


『もう痛く無いし歩けるし大丈夫だよ。さ、行ってらっしゃい。2人とも気を付けてね。』


「嫌だー」


『…仕方ない、私が代わりに行くよ。元々私に入ってた任務でしょ？』




そう言うと「行ってきます！」と元気よく出て行った。


明日から仕事復帰するつもりだし、休み最終日という事で買い物でも行こうかな。



血の滲んだガーゼを新しくして、支度する。





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in原宿


化粧品をいろいろ購入して、最後に人の多いこの場所へ。

なんか持ち帰れそうなスイーツがあれば、悟に買って帰ろうと思って立ち寄った。




生モノはやめといた方がいいだろうし、綿菓子は持って帰りにくいし……

散々歩いて見つからなかった。



帰ろうかなと引き返したら、遠くに夏油の姿が見えた気がした。


ほぼ毎日顔合わせてるし見間違うはずがない。
でも場所が場所だし……。




『夏油〜！』




人通りの多いこの場所で、思いっきり名前を呼んだ。





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