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霸桜を布団に寝かせて 氷水を用意する。



それに浸した手ぬぐいを彼の額にのせれば少し楽になったようだった。





「必要なものがあったら言うといいよ 私が持ってくるから」




「ですが 姫様…」





「ですが、じゃないよ。

せめて熱が下がるまでは大人しくしてておくれよ」




見張ってるからね、と腰を下ろした唯桜。



書を広げて読み始めたあたり、霸桜は観念したようだった。

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作者名:クヴァール&くろのちか x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年7月1日 20時

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