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生き残った足軽は駆けゆく三成が祟り神に見えたと語った。


黒い瘴気をまとい、双眸から真っ赤に光る残光を残して戦場を疾走する彼を。


祟り神とは言い得て妙 といったところか。ほとんど全てを失った彼に出来ることはまさに復讐(祟り)なのだから。


もう家康以外は眼中にない。


裏切ったかつての友を、全てを失う元凶となった彼を殺さなければ気が済まない。


16寸に切り刻んでも足りない。あまりにも足りない。


「イィィエェェェヤァァァァスゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥゥ!!!」


その様はまさに凶王。


やがて光と闇が交わった。

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作者名:クヴァール&くろのちか x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年7月1日 20時

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