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翌日、関ヶ原の地にて東軍と西軍の対立が始まった。




「決して三成君を本陣から出してはいけないよ わかったね?」




「はっ」




いい返事、とぼやきつつ紫毒姫の背中に乗る。



この際自分の身はどうなってもいい。


総大将の三成さえ守れれば。





「行くよ 紫毒姫。

最後まで私のワガママに付き合わせてごめんね」




あの夜、飛脚に文を渡した際に言われた一言。



《錦羽根 霸桜殿は既にお亡くなりになられました》





自分は本当に毒を持っているのではないか。



関わった人間が次々に死んでいく。





「私の体にある毒は、三成君を守るためにある」

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作者名:クヴァール&くろのちか x他1人 | 作者ホームページ:なし  
作成日時:2018年7月1日 20時

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