サッカー × 高地優吾 ページ37
○まなちやん様 リクエスト○
日が暮れるのは
すっかり遅くなってきているのに
日射しはまだ緩む気配を見せない。
私がマネージャーとして所属している
サッカー部の皆も、
少しのランニングだけで汗だくだ。
帰ってきた皆にタオルを探して渡して、
重い水筒を苦労しながら渡して＿＿。
とても忙しくて大変。
今も、2Lくらい入る大きい水筒を抱えているところ。
やっと持ち上げたところで
突然上から手が伸びてきて、私の手から水筒が奪われた。
＿＿また、高地くんだ。
私が苦労しているのを見透かしているのか、
何時も手伝ってくれる。
今日こそはお礼、言わないと。
「高地くんっ!」
思い切って、高地くんの腕を掴んだ。
「あの……いつも水筒渡すのとか
手伝ってくれて、ありがとう」
高「何だと思ったら、そんな事?
全然良いよ」
白い歯を見せて、にっこりと微笑んでくれる。
高「あれ、女の子には重いでしょ?
なのに持たせる俺らって、どうかしてるよね……」
申し訳なさそうに両手を合わせる高地くん。
＿＿なんて優しいんだろう。
高「もう一個、理由あるよ?」
長い人指し指を、ぴんと伸ばした高地くんは
私を指差して言う。
高「……好きだから、放っておけない」
こんなこと言わせんな、と背を向けた高地くんに、
こう伝える日はすぐ来るだろう。
“私、高地くんのこと
好きになっちゃってるよ”
＿＿end.
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萌(プロフ) - ayacororo*さん» こちらこそありがとうございました！ (2015年9月14日 21時) (
レス) id: 2a7e06182c (このIDを非表示/違反報告)
ayacororo*(プロフ) - *松松スﾄﾛﾍﾞﾘｰ*さん» 満足して頂けて安心しました(о^-^о) いえいえ! (2015年9月14日 20時) (レス) id: c992d989e5 (このIDを非表示/違反報告)
ayacororo*(プロフ) - 萌さん» いえいえ! 大吾くん、書いていて楽しかったです＾＾ (2015年9月14日 20時) (レス) id: c992d989e5 (このIDを非表示/違反報告)
*松松スﾄﾛﾍﾞﾘｰ*(プロフ) - かじくんのお話とってもよかったです！ありがとうございました！ (2015年9月12日 23時) (レス) id: 52052568ad (このIDを非表示/違反報告)
萌(プロフ) - ayacororo*さん» ありがとうございます！！！ (2015年9月12日 22時) (レス) id: 2a7e06182c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ayacororo* | 作成日時：2015年7月15日 21時
