07ー岩橋sideー ページ7
.
岸くんが
Aちゃんに
告白したらしく。
俺もAちゃんのこと
ずっと気になってたし
思い切って告白してみた。
なんか
たまたま図書室で会ったから。
てか
図書室は俺の息抜きの場所だし。
女の子に囲まれるのに疲れたら
誰もいない図書室に行く。
Aちゃんはというと、
こんな見ず知らずの二年に
いきなり告白されて戸惑ってた。
しかも岸くんと同じ日だから
余計に混乱してるみたいだった。
そして逃げられた←
俺は岸くんみたいに
大胆に告白してないから
Aちゃんが
誰かに喋らない限り、
この話が広まることはない。
軽い奴って
思われちゃったんだろうな…。
初めて間近で会えて
こんなチャンスはないって
勢いで言っちゃったし。
神宮寺の幼馴染みでありながら
全く接点がなかったから
偶然どこかで会えるのを
待つしかなかったんだもん。
ーーーーーーーー
岩橋「あーあ…。」
岸「なに、岩橋。どうした？」
岩橋「いや。そういえば岸くん、Aちゃんから返事もらったの？」
岸「え？あ、いや…多分ダメだろ。」
岩橋「そっかぁ。」
岸くんは親友だけどさ、
この恋だけは
実ってほしくないって
心の底から思ってる。
最低な親友。
こんな気分の時は
やっぱりあの場所に行かなくちゃ。
岩橋「…あ。」
昼休み、
女子に囲まれる前に
逃げるように図書室に向かったら。
A「い、岩橋先輩？！」
岩橋「こんにちは。」
A「こんにちは…。」
Aちゃんがいた。
岩橋「なにしてんの？」
A「あ、えっと…本を返しに…。それと新しいの借りようかなと。」
岩橋「へぇー。本、好きなんだ？」
A「まぁ…。」
どうしよう。
可愛い。
岩橋「ちゃんと言うね。俺、Aちゃんのこと、本当に好きだよ。って信じられるわけないよね。」
自信持って言ったつもりが
説得力のなさに泣けた。
A「あの…ちゃんと考えますから。」
そう言ってAちゃんは
走って行っちゃった。
少しは
期待しててもいいのかな…？
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山田苺花(プロフ) - 金糸雀ぷーさんさん» ありがとうございます(*^^*)少しずつの更新ですが、頑張りますね♪ (2015年5月12日 15時) (
レス) id: a7d7edcc21 (このIDを非表示/違反報告)
金糸雀ぷーさん(プロフ) - やばいです。キュン死寸前です....///更新、頑張ってください！応援してます！！ (2015年5月11日 23時) (レス) id: 02ff7495f2 (このIDを非表示/違反報告)
山田苺花(プロフ) - たこぷみぐ-じ。!!さん» ありがとうございます！これからもニヤニヤさせちゃいますよ〜w 頑張ります(*^^*) (2015年5月9日 20時) (レス) id: a7d7edcc21 (このIDを非表示/違反報告)
Riho(プロフ) - 現実逃避？ (2015年5月8日 20時) (レス) id: d3f9569d7b (このIDを非表示/違反報告)
たこぷみぐ-じ。!!(プロフ) - いつも更新楽しみに待ってます！にやにやが止まりません(/ω＼)応援してます！ (2015年5月7日 20時) (レス) id: 430ac000d2 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山田 苺花
| 作成日時：2015年4月27日 0時
