54ー貴女sideー ページ4
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岸先輩と
街を歩いてるだけでも
全然良かったけど、
それだけじゃ先輩も
つまんないかなって
私の行きたい所を回った。
A「ごめんなさい、私だけ楽しんじゃってて…。」
色々見て回るのに
私だけが夢中になってる気がして…。
でも
岸「いや全然！俺も楽しいもん。」
って言ってくれて
ほっとした。
日が沈み始めた頃、
岸「ここ、俺のお気に入りの場所。」
って先輩が連れてきてくれたのは
海に架かる大きな橋の上。
A「うわ、綺麗！」
岸「夜景はもっと綺麗だけどね。」
いつの間にか
どちらからともなく
手を繋いでいて。
日が沈むのを
ただただ眺めてた。
A「綺麗ですね…。」
岸「だろ？」
岸先輩の言う通り、
夜景がすごく綺麗で。
夜景見てるってだけで
ちょっと大人になった気分。
岸「A。」
名前を呼ばれたから
先輩の方を向いたけど、
先輩は前を向いたままで。
握られた手に
力が入ったのがわかった。
岸「しつこいかもしれないけど…俺、ホントにAが好きだから。」
A「先輩…。」
岸「ごめん、なんか言いたくなって…その…。」
A「ありがとうございます。」
先輩の気持ちは
痛いくらいに伝わってくる。
それに
ちゃんと答えられない
自分が嫌だ。
なのにもう少し先輩と
一緒にいたいと思う自分もいて。
岸「遅くまでごめんな。送ってく。」
そう言われて
なんか寂しく感じたり。
岸「今日はありがとね。」
A「いえ、こちらこそ。楽しかったです。」
岸「今度はちゃんと行くとこ考えとく(笑)。」
A「はい(笑)。」
家の前に着いて
先輩は私の頭に手を置いて
岸「返事したってことは、次もあるんだよね？」
って顔を覗き込みながら言うから
A「また…先輩と遊びに行きたいです//」
普通に照れてしまった。
″バイバイする前に″ って
先輩が私を抱きしめた。
無意識に
先輩の背中に手を回してた。
好き…とか
まだよくわからない。
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あみ - 楽しみです(^^)頑張って下さい！ (2015年6月11日 0時) (携帯から) (
レス) id: 8439421e48 (このIDを非表示/違反報告)
さくら(プロフ) - 玄樹くんのはないんですか？ (2015年6月11日 0時) (レス) id: 9f44cb88d4 (このIDを非表示/違反報告)
PUU(プロフ) - 頑張ってくださぃ!!!完結、楽しみにしてますっ♪ (2015年6月9日 23時) (レス) id: 0911b9969a (このIDを非表示/違反報告)
山田苺花(プロフ) - あみさん» ありがとうございます！もうすぐ移行して完結です(^^) 最後まで、よろしくお願いします！ (2015年6月9日 18時) (レス) id: a7d7edcc21 (このIDを非表示/違反報告)
山田苺花(プロフ) - PUUさん» えっ！そんな感想をいただけるとは！もう最高に嬉しいです♪ ラストスパート、頑張ります(*^^*) (2015年6月9日 18時) (レス) id: a7d7edcc21 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：山田 苺花
| 作成日時：2015年5月13日 22時
