イケメン4人の好きな人は私…らしいです。＊2＊

77ー岸sideー ページ27

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ある日、

神宮寺から呼び出しがあって

屋上に行くと

岩橋と顕嵐も来てて。







岸「どうしたんだよ。」







いつもの

明るい雰囲気は一切なくて

何か嫌な予感しかしなかった。








神宮寺「Aのことなんですけど…。」








何となく

この先を聞くのが怖かった。








神宮寺「あいつとは、しばらく会わないで下さい。」

岸「え…？」

顕嵐「どういうこと？」

岩橋「なんでだよ？」







神宮寺の言葉に

俺だけじゃない、

岩橋や顕嵐も混乱してる。








神宮寺「Aは毎日悩んでる。落ち着いて一人でちゃんと気持ちの整理をしたいって…。」

岸「それで…？」

神宮寺「だから、そっとしておいてあげてほしいんです。俺もAんちには行ってないし、話してもないんで…。」







あれだけ

毎日一緒にいた神宮寺でさえ

Aから離れてる。







岸「わかった。」







口ではそう言ったけど

ホントは嫌だよ。







あの一件以来、

Aとは会ってなくて。







Aが俺以外の誰かを選んだら

もう二人でいることは

できなくなるんだろ…？











あれが最後だったなら

もっとちゃんと

Aに触れて

目を見て話せば良かった…。

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