39 優しい子 ページ19
ゴクリ、とつばを飲み込む
ア｢君が小生たち死神にとってのすごく大切なお姫様だからだよぉ｣
貴方｢はぁ?｣
ひ、姫って…どういうこと?なんかいろいろありすぎて頭が混乱してきたよー(*´つω･｡)
ア｢君の母親は死神界において凄く寛大で死神すべての者から尊敬の眼差しを受ける人だった｣
貴方｢母様が…｣
信じられない…と言葉を失うA
ア｢言わば彼女もお姫様…いやあの人は女王様の方が合うかもねぇ｣
貴方｢…?｣
ア｢だからその子供である君を探すんだ｣
貴方｢…でもなんで?｣
確か母様は死神としてはならない悪魔の父様と恋に落ちた そして私を産んだ…それは死神規定に違反してるのでは…?
ア｢彼女は死神としてはならないことを仕出かした、でもそんなことよりも我々にとって彼女は必要な存在だったのさ｣
ズズッ…と紅茶を一口飲む
貴方｢…そうなんだ｣
ア｢?｣
Aの反応は思ったより薄かった
ア｢どうかしたのかい?｣
貴方｢ううん。ただ安心したの｣
ア｢…安心?｣
貴方｢うん｣
優しく微笑みながらAは言う
貴方｢私てっきり母様たちは殺されるくらいの大きな罪をしてしまったのだとばっかり思ってたから｣
"本当良かった"と安堵の息をつく
…優しい子だねぇ 自分が生まれて直ぐに死んでしまった親のことをここまで想う子がこの子以外にいるかい?
ア｢そうかい。だから別に死神から必死に逃げることはないと思うねぇ｣
安心してと言うようにアンダーテイカーは頭を撫でた
貴方｢うん。なんか…いろいろ安心したよ!でも悪魔は?｣
ア｢悪魔はおよし。ついて行ってはダメだよォ｣
貴方｢う…ん?｣
不思議そうに首を傾げるA
ア｢死神は皆意志を持って動ける。悪魔もそうじゃないとは言わないけど｣
貴方｢けど?｣
ふぅ、と一度息をついて言う
ア｢悪魔には階級があるんだよぉ。下級から上級までねぇ｣
貴方｢へぇ｣
ア｢下級は魂欲しさに無差別襲ってくる傾向があるんだよぉ｣
"だから気おつけるんだよぉ?"というと素直に頷いた
ア｢いい子だねぇ｣
貴方｢じゃあご飯の用意してくる!!!!!!｣
ア｢楽しみに待ってるよぉ〜♡｣
ひらひらとアンダーテイカーは裾を左右に揺らした
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カノン♭(プロフ) - (ﾉﾟοﾟ)ﾉ ｵｵｫｫｫ-ﾜｧ───ヽ(*ﾟ∀ﾟ*)ﾉ───ｲ← (2013年12月30日 20時) (
レス) id: faadc1753c (このIDを非表示/違反報告)
サクヒ*。(プロフ) - 初めまして!! サクヒ*。と言います♪ 凄く面白いです 頑張ってください !! (2013年12月23日 10時) (レス) id: 561faaae40 (このIDを非表示/違反報告)
カノン♭(プロフ) - 主人公ちゃん最強説wwww (2013年12月17日 21時) (レス) id: faadc1753c (このIDを非表示/違反報告)
カノン♭(プロフ) - 続編おめでとうございます！ヾ(●´∇｀●)ﾉ僕も嬉しいDEATH☆これからも頑張って下さい!!! (2013年12月8日 19時) (レス) id: faadc1753c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：そうせん
| 作成日時：2013年12月8日 19時
