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そのあと電話を切って15分経った頃、聞き覚えのある声が聞こえて気がしてそっちに目をやってみる。
人混みの中でも透明感溢れる女の子と、体格がしっかりとしてて背丈はそう高くない男の子。
Aとすしりくだ。
フ「えと、あの本当にAちゃん大好きでいつもいつも動画楽しみに見てます、！！」
「うわあそんなうるうるしないで〜！笑」
す「あーあ、Aちゃん抱きつくから泣いちゃったじゃないですか！笑」
「ええごめんごめん！笑」
フ「こんな幸せなことないです…」
「よかったら写真、撮りますか？」
フ「いいんですか、？！ぜひ！」
やっぱり自分の好きな人に偶然街中で出会えるって泣いちゃうまでに相当嬉しいんだろうなあ。
うちの紅一点はファンサもさすがだね。本当なんでも出来るんだよねこの子。なんて親バカになる？
頭も良ければ家事もこなせるような家庭的な面もあって歌も上手くってダンスもできて覚えは早いし礼儀正しいしよく周りを見てる。褒めどこしかない。実はそれがちょっと寂しかったりしなかったり。
バイバイ気をつけるんだよってそのファンの女の子とお別れして徐に顔をあげたAとちょうど目が合って。
嬉しそうに顔を輝かせると走り寄って勢いよく抱きついてきた。
「おまたせ！」
こんなの抱き返す以外の選択肢が見つからない。
はいこれミルクティーでしょ、レモンティーでしょ、とすしりくが持ってくれてた袋から順に取り出して渡す。
「りっくんも〜はい！レモンティー！」
リ「ごめんA、俺が頼んだのあったかいやつ…笑」
「え」
す「ほら！言ったじゃないですか〜！」
「いや、ちょっと待ちなさい2人とも。私にいい案があります」
そう言うと両手でペットボトルをぎゅっとあっためて
「はい、ホットレモンティ！」
と満面の笑顔で渡してきた。
リ「もーばかじゃないの笑」
前言撤回。やっぱりAは少し抜けてるところがある。
でもそれが許せるくらいに可愛いから。
みんなも虜になるんだろうね。
「ごめんねりっくん」
リ「ううん、ありがとう」
くしゃっとするように頭を撫でると満足そうな笑みを浮かべた。
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奏 - 本日一話から読んでました笑 きっとるぅ汰さんの思いはえいちゃんに伝わってますよ！！ あと、15日でえいちゃんのお誕生日ですね。 なにか、お祝いしたいですね！ (2019年10月15日 0時) (
レス) id: 9fc0f634c9 (このIDを非表示/違反報告)
るぅ汰(プロフ) - めえさん» ありがとうございます！そういう声を頂けると大変励みになります(;_;)どうしてもゆっくりな更新になってしまいますが今後ともよろしくお願いします！ (2019年5月10日 19時) (レス) id: e4b76d2680 (このIDを非表示/違反報告)
るぅ汰(プロフ) - iosuke0704さん» ピンクは全然挑戦したことのない分野なのでいつになるかわかりませんが頑張ってみます…！リクエストありがとうございます！ (2019年5月10日 19時) (レス) id: e4b76d2680 (このIDを非表示/違反報告)
めえ(プロフ) - どのお話もほのぼのした日常感がとても好きです！更新嬉しいです！ (2019年5月8日 2時) (レス) id: ddaa62ce9e (このIDを非表示/違反報告)
iosuke0704(プロフ) - ちょっとピンクめなのも見てみたいです〜！ (2019年5月1日 18時) (レス) id: 4b31b68ea8 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：るぅ汰 | 作成日時：2019年2月16日 22時
