あばたいむず.3【AVNTIZ】

親バカだと． ページ17

リクヲside.





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ある日の午前11時。待ち合わせ場所で待機してる俺とそらとえいちゃんとみっくん。
このあとAとすしりくが一緒に合流する予定。







そこに唐突にてててん、と携帯が鳴り続ける。






「あ、出た。もしもーし」




リ「もしもし？」




「今からりっくんと一緒にそっち向かうね〜！」






「行きまーす」って呼応するようにすしりくの声が携帯越しで遠くから聞こえた。






「あ、やっぱ喉乾いたからコンビニで買ってから行くね」




そ「A〜俺のも買ってきて！」




「って言ってますけどどうします？すし先生」




す「まあそれなりの態度見せてもらわなければな」




そ「買ってきてくださいお願いしゃす！」




す「いいぞ、買ってやろう。Aちゃんが」




「私かーーい」






いつも通りの茶番だ。それでも頰が緩む。






「他の人たちは？いる？」




エ「ミルクティ」




ツ「レモンティーがいい！」




そ「俺も〜」




リ「じゃああったかい方のレモンティーかな」




「どうしようそのうち私のない女子力みんなに越されそう」




す「十分あるじゃないですか！笑」





「うわあ」





「りっくんだいすき」





す「すいません、Aちゃん貰ってもいいですか」





リ「やめなさい！笑」





そ「そいつ無自覚すぎてしんどいぞ」





ツ「それはある〜」





エ「それに俺ら飯食えなくなる」





「みんなの理由寂しいからやっぱりっくん、私を貰って」

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