4話 ページ6
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『…私は、上の奴らが大嫌いだ。呪術師は皆上の奴らみたいなのだと思ってたでも、真希ちゃんみたいな呪術師もいるってわかった。
だから、ありがとう真希ちゃん』
私は、呪いに当てらた人を治しながら言った。
「…そうかよ」
『私は、狭かった世界を広げるために呪術師になる』
呪術師は皆同じ、そんなふうに思っていたことが私の世界が狭いっていう証拠。
『私は真希ちゃんが好き、今の私は真希ちゃんが大切な出会いだと思った』
「あぁ!そんなこと言うなよ!!」
何故か急に怒ったので、真希ちゃんの顔を見る。
「そんなことより、早くコイツ連れてここ出るぞ」
そんな事を言う真希ちゃんの顔は赤かった。
真希ちゃんは治していた人を背負い先に行ってしまった。
『………………』
「なんだよ、何見てんだよ」
『…聞きたいことがある』
聞いていいのかわからない…これはデリケートな事だから
「別に、聞きたいなら聞けばいいだろ」
『真希ちゃんは、何で呪力が無いのに
呪術師になったの?』
さっき、合流したときに写輪眼で見てしまった。真希ちゃんに呪力がないこと…
「…ウチ、禪院家って呼ばれるエリート呪術師の家系なんだよ つってもお前分かんねぇだろ」
『わかんない』
「とにかく、私は性格悪ぃかんな
一級呪術師になって家の奴らに吠え面かかせてやんだよ」
『そうなんだ…かっこいいね』
そう話しているうちに、トンネルの出口についた。
『真希ちゃん、私は呪術師になれる?』
「半端な思いじゃあねぇんだろ
だったら、なれるんじゃねぇの」
『そっか…ありがとう真希ちゃん』
その後、一応真希ちゃんは入院し
行方不明の人は助かった。
「どうだった?」
『五条先生…』
「おっ!名前で呼んでくれた」
『…何で、私を助けてくれたんですか?
私は、先生を殺そうとしたんですよ』
私は、家族を殺した呪術師もろとも先生を殺そうとした
「なんでって、そりゃ若人から青春を取り上げるなんて許されてないからだよ」
それに、言っただろ
君の世界は狭い、きっと大切な出会いもって
『五条先生、私は自分の世界を広げようと思います。真希ちゃんを見て気付いた、色んな呪術師がいるって』
「そっか、これから大変だぞ〜
色んな事を学ぶんだから」
『大丈夫です、私は上の奴らは大嫌いだけどそれだけじゃないって真希ちゃんに教えてくれたから』
私は笑いながら
『五条先生、これから宜しくお願いします』
そう言った。
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柚木 京(プロフ) - 優太じゃなくて、憂太ですよ!これからも執筆頑張ってください!楽しみにしてます! (2022年6月1日 22時) (レス) @page12 id: a68634ef5c (このIDを非表示/違反報告)
しろたん侍(プロフ) - うぅ…。今日もよき話………。一生推しますこの話!(話って推せるのか……?) (2022年4月29日 14時) (レス) @page21 id: e970ad63dd (このIDを非表示/違反報告)
プスメラウィッチ - 初めまして、この小説は五条悟オチですか?できれば五条悟オチでお願い出来ますか?続き頑張って下さい。応援してます。 (2022年4月21日 8時) (レス) id: 6c0ddf792c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:暗黒の帝王!!!!!!!! | 作成日時:2022年4月17日 15時