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目が覚めると万斉がいた



いや、おかしいだろ




「何勝手に人の部屋に入ってんだァ?」




「ちゃんとノックはしたでござる」




随分ムカつく顔で笑ってらァ




「返事してなけりゃ意味ねぇだろ」




とイラつき言い返すと





「そんなこと気にする必要はないでござるよ」




ふっと笑いながら返された




こいつには何言っても無駄だなァ



「にしても随分楽しそうな顔をしてて寝てたでござるな。また不思議な女に会ったでござるか?」





そう言われ真っ先に思い浮かんだのがA




Aを思い浮かべると無意識に口角が上がる





「あァ…一回現実で会ってみてェほどのな」





そういうと資料に取りかかる





「この資料も頼むでござる」





そういい手に持っていた資料を俺に渡してくる。





「あァ」




最後に万斉が出ていこうとする




がドアの前で立ち止まる



そして俺の方を振り返り




「もしかしたら晋助…お主。その女子に恋してるのではないのか?」




恋…だァ?




「んなわけねェだろ」



そういうとふっとわらい今度こそ部屋を出ていった









あとは…これだけか…





やっと終わったなァ





窓を見てみると随分でけェ月が出てる





「今晩もAいるかもしれねェなァ」





呟くと同時に目を閉じる

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名無し - 面白い小説ありがとうございます (2018年11月22日 20時) (レス) id: 01f80b15e0 (このIDを非表示/違反報告)
名無し - おもしろかったです。 (2018年11月22日 20時) (レス) id: 01f80b15e0 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:ヘアリー | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/HAK/  
作成日時:2018年8月17日 22時

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