オトメン52~柳瀬said~ ページ14
柳瀬said
真太郎の目が覚めてから1週間たっても2週間たってもAが学校に来ることはなかった
椎「A……大丈夫かな…」
柳「わからない……毎日Aん家行ってるけど全然出てきてくれないんだ…」
電源を切っているのかメールにも電話にも出ない
心なしか赤司達の顔が暗い
黄「俺ら……鬼上院にひどいことしてたっス…」
静寂を破ったのは黄瀬だった
それが引き金になったのかそれぞれが話はじめた
桃「私も……謝りたいのに…」
今にも泣きそうな桃井
黒「僕らは鬼上院くんを見た目で軽蔑してました…」
悔やんでいる表情の黒子
青「何で……俺らを助けたんだよ…」
ツラそうに眉間にシワを寄せる青峰
紫「悪いやつじゃなかったんだー……」
口調は軽いが表情が暗い紫原
赤「何で俺は……」
ずっと自分を攻めている赤司
でも…確かに……
柳「確かに…Aはお前らに冷たくされるたびに泣いてたさ…」
全-柳「っ…!!」
柳「いつもいつも『不良だから』って軽蔑される事に対しても心を痛めていた…」
柳「アイツは誰よりも弱虫で怖がりで努力家なのに……」
桃「っ……ぅ…((ポロポロ」
桃井が泣き出した。
黄「ぅあ……((ポロポロ」
つられるように泣き出す黄瀬
赤「なぁ…柳瀬……」
柳「何だ?赤司…?」
赤「俺らは……鬼上院に会う資格は…ないのだろうか…」
赤司もそうとう堪えてる…
椎「あーーー!!もう!!
皆はAとどうなりたいの?!
謝りたいんでしょ?
守ってくれたからお礼言いたいんでしょ?
それとも何?暴走したAを見て怖いと思った?軽蔑した?」
全「そんなわけない/っス/じゃねぇか/じゃない!!」
全員が間髪いれずに言う
椎「っしゃ!!((ニコッ
じゃあその気持ち直接Aに伝えよう?
きっとわかってくれるから!!」
笑顔でシーナが言う
やっぱこういうときシーナは役に立つな!!
さぁ…
A……
今から行くから待ってろ……
ぜってー引きずり出してやるからな!!
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リネン - 面白かったです!リクエストなんですが、戻って来いと言われても無理だと拒絶してしまう男主が見たいです! (2020年7月10日 15時) (レス) id: 54b424b929 (このIDを非表示/違反報告)
moon - 夢主のキャラ好きです。この作品も面白くて大好きです。これからも頑張って下さい。期待してます。 (2018年1月21日 13時) (レス) id: 865c33ca83 (このIDを非表示/違反報告)
みたらし団子(プロフ) - 続き待ってます! (2017年12月25日 12時) (レス) id: 5701ef0b88 (このIDを非表示/違反報告)
麗夜 - 面白いです!!続き楽しみにしていますねッ!!黒バスと男主,私両方好きなんでこういう系の小説見つかってよかったです!それでは更新,応援しております! (2015年11月19日 19時) (レス) id: e2d03b451e (このIDを非表示/違反報告)
神ノ弱 - 一色識さん» 了解です!探しますね!! (2015年10月17日 11時) (レス) id: 8269251097 (このIDを非表示/違反報告)
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