2 ページ2
大きな音が聞こえる
珍しい人もいたものだ
この星に来るなんて
『フゥー』
「久しぶりだな」
『珍しい客人だな』
「Aちゃん江華に似てきたな」
江華に似てるか・・・
『なんのようだ』
「神楽ちゃんに会いに行かないか?」
『神楽か、懐かしい名だな』
「もう10年近く会ってないんじゃないか?」
『そうだな』
「会いに行ってやろうぜ」
『そうだな』
「やっぱり親子だなぁ」
私はこの星と死ぬ運命を受け継いだだけ
『そう・・・』
「江華もそんな感じだった」
この星にずっといればこうなる
『フゥー』
「神楽ちゃんが会いたがってたぞ」
私を覚えているのか・・・
『弟の方はどうした』
「あっ神楽ちゃんはどうでもいいんだ
彼奴は知らないな」
『そうか』
「荷物まとめとけよ」
『オロチがこの星を捨てるのかと
言っている気がする』
「そうか
俺は礼を言っている気がするな」
『・・・ありがとう』
87人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
幸 - お話の雰囲気や言葉の選び方がとても好きでした。続きがとても気になります。更新頑張ってネ (8月22日 22時) (レス) @page14 id: 0ab6179c05 (このIDを非表示/違反報告)
アホの化身 - この後の展開が楽しみですネ (2020年11月8日 16時) (レス) id: 62410cc231 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:桜 x他1人 | 作成日時:2019年6月2日 18時