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チュンチュンというスズメの鳴き声で目が覚めた。
スズメといえば、チュン太郎あれからどうしてるんだろう？
元気でやってるといいな〜
元々寝起きがいいわけではないのでしばらく布団でぼんやりする。
う〜、まだ布団から出たくない…
少しだけ眠気が薄れたことでとある違和感に気がついた。
……枕も布団もいつもと違う。
ゆっくりと周りを見回す。
見慣れない天井、見慣れない家具、見慣れない部屋…
ふと枕元の携帯が鳴った。
じいちゃんからメールだ
『そろそろ支度を始めたか？出勤初日、遅刻するなよ』
数秒固まった後思いっきり叫んだ。
「あぁぁぁぁぁ！！！そういえばそうじゃん！夢であれ夢であれ夢であれ〜！！！」
あんまりにも騒がしくしたせいか社員寮の隣室の敦が慌てて顔を出したとかなんとか…
「なんかごめんね、敦さん。朝から…」
善逸は敦と並んで職場に行くために並んで歩いていた
「いいよ全然！それより、敦でいいよ。敦さんなんて慣れてないから」
いい人だ！と反射的に思った。
そういえばこの人、炭治郎に雰囲気似てるな〜
考えれば探偵社で働いてる人が怖いわけないよね
仕事は怖いけどきっと職場の人はいい人だ！
そう自分に言い聞かせながらまだ地味に震える足を前に進める。
敦「善逸君の今日の仕事はね、なんかすごいやり手の商人さんが持ってる貴重品が盗まれそうになっているみたいだからその護衛だよ。僕と国木田さんと太宰さんって言う人達も一緒で」
「へー、そうなんだ……ところで、俺も善逸でいいよ。善逸君なんて慣れないから」
敦「そう？それじゃあ善逸って呼ばせてもらうね」
善逸の気分はどん底から上へ上へと上がっていた。
思ったより仕事は怖くなさそうだし、敦ともこれから仲良くやっていけそうだ。
以外と武装探偵社でやっていけたりして〜
と、楽観的な思考になっていく
「あ、そういえばその貴重品を盗みに来るのが確か結構厄介な指名手配犯らしいよ」
善逸の気分は一気にどん底へと落ちていった。
「やっぱり怖いぃぃぃ！！敦ぃ助けてぇぇぇ！！」
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サヘラントロプスチャデンシス - レネットさん» コメントありがとうございます！返信遅れてすみません…更新頑張ります！ (2021年3月3日 8時) (
レス) id: 3ee152304e (このIDを非表示/違反報告)
レネット(プロフ) - 面白かったです。更新待ってます (2021年2月26日 18時) (レス) id: ec8ec8961f (このIDを非表示/違反報告)
サヘラントロプスチャデンシス - 悠羽さん» 善逸が探偵社で真面目に働いてるところは想像できませんよねwこれからも善逸らしく探偵社の仕事をしてもらいたいと思います！ (2021年1月28日 6時) (レス) id: 3ee152304e (このIDを非表示/違反報告)
サヘラントロプスチャデンシス - 包帯無駄遣い装置さん» コメントありがとうございます！更新頑張ります！ (2021年1月28日 6時) (レス) id: 3ee152304e (このIDを非表示/違反報告)
悠羽(プロフ) - 善��が探偵社にいても違和感が仕事してない、だと！？すごく面白いです！更新頑張ってください！！ (2021年1月27日 18時) (レス) id: dc20c95a90 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：サヘラントロプスチャデンシス | 作成日時：2021年1月22日 20時
