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「おかえりなさいませ〜ご主人様〜！」
メ「ご主人様2名でよろしいですか？」
桂「あ、あぁ。」
メ「お給仕の指名等ありますか〜？」
桂「お給仕？指名？え、えっと....」
銀「決まってんだろう、この子でよろしく」
桂「な、銀時！誰を指名したんだ！俺には....」
『ご主人様〜指名ありがとうござ....あっ』
銀「よぉ〜、Aちゃん。ヅラがどうしても気になるって聞かなくってよォ。」
桂「ヅラじゃない、桂だ。....ち、違うんだAさん、俺はただ、」
『来てくれたんですね！桂さん！銀さん！私嬉しいです！』
桂「そ、そうか？ならば良かった、心配で」
『ふふっ笑指名までありがとうございます！メニューどうされますか？』
銀「俺はチョコパフェで」
桂「俺は....定番だろう、オムライスにする」
『かしこまりました！チョコパフェ1つ、オムライス1つお願いします』
桂「...その、指名っていうのはずっとここに着いてくれるのか？」
『他のご主人様からの指名を頂いたら途中で抜けることもありますが、私はまだ入ったばかりなので指名は少ないんですよ』
銀「いいじゃねェか。ずーっとAちゃんと話せるんだろ？」
桂「まぁそうだな。変な奴らに絡まれるより良い。」
『桂さん...ご主人様ったら昨日と同じ事を笑』
ん？
...そうか、ここではどんな相手であれ、ご主人様と呼ぶべきなのか。
普段一緒に暮らすAさんに、ご主人様と呼ばれるのは何だかくすぐったい。
『あ、チョコパフェですね！』
銀「こっからだな、ヅラ、良く見とけ」
桂「ヅラじゃなっ...」
『銀さんのチョコパフェがもっと美味しくなりますようにおまじないをかけたいと思います！それでは一緒にハートマークを作りましょう、せーの、萌え萌えきゅん！どうぞ召し上がれ』
やはり仕事とはいえ、知ってる人に見られるのは恥ずかしいのだろう。
Aさんの顔と耳が赤くなっている。
何だか申し訳無いが、照れながらもしっかり仕事をこなしている。偉い、偉いぞ！！！
銀「んめぇな、これ。これぐらいの糖分が俺には丁度いい。」
『喜んで貰えて嬉しいです！あ、オムライスきましたよ〜！よければ私がケチャップでお絵描きを致しますが、絵は何が良いですか？』
桂「絵か....」
銀「何すんだ？さっさと決めろよ」
桂「んー...」
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作者名：いるかさん。 | 作成日時：2023年1月4日 2時
