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銀「じゃ〜ん！どう？」
新「....っこれってメンズじゃねぇか！！！」
銀「まぁ〜今頃あるじゃん？彼シャツ？みたいな。毎日彼シャツのAさんがいたら最高だろう。」
新「無理に決まってんだろう！！！っていうかどっから持ってきたんだそれ！！」
銀「あっち。」
新「あっち....？」
神「なんか向かいのお店の人が凄い形相でこっち見てるアル。」
新「銀さん、それここのじゃないんすか。」
銀「そうだよ？」
新「早く戻してこい！！！！」
桂「なんだ騒がしいぞ。お店では静かにしなされ。俺が持ってきたのはこれだ。」
薄いピンクと黄色の小さな花の刺繍が入ったもの。
『可愛い....』
桂「心の底の声が聞こえたぞ。新八も選んだようにAさんには花が似合う。」
神「A、どれが気に入ったアルか？」
『....んー』
桂「正直に答えて良いぞ。Aさんの着物だからな。」
『....選べないです。どれも好みなんです。お花も好きですし、赤い着物も派手すぎない赤で可愛いって思って』
銀「じゃあこの3着買えばいいんじゃね？」
『え？』
神「そうアル。お金のことは気にするナ。」
桂「まぁそうだな。Aさんが好みだと言うのならば仕方あるまい。
....んで、銀時。お金持ってんのか？」
銀「俺にお金のことを聞くだなんで時間の無駄だぜ」
桂「神楽 神「持ってる訳ないネ。万事屋にいるものはろくに給料も貰えねぇもんな。」
...。」
『いいんですよ、そんな3着だなんて贅沢すぎます。』
桂「いや、まぁいいだろう。お金の事ぐらい大丈夫だ。3着買おうでは無いか。」
『....いいんですか？！』
・
桂「着て帰るようにしてくれ。」
店「かしこまりました〜」
『....嬉しいです。こんな綺麗な着物を着たのは久しぶりです！』
桂「ならば良かった、とても似合っておる。さぁ、我々の用は済んだ。Aさん、銀時達何か用はあるか？」
銀「いやぁ俺達はフラ〜っと散歩してただけだからなァ...特にねぇな」
『私も大丈夫です。』
桂「そうか。ならば帰ってゆっくりするとするか。Aさん、俺達は夕飯の買い物をして帰ろう。エリザベスが待っておる」
『ふふっ笑そうですね。次は是非万事屋さんのとこお邪魔させて下さいね』
新「もちろんです！我々はいつでもお待ちしてますから！」
神「そうアル！じゃあまたな！」
『ではまた！』
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作者名：いるかさん。 | 作成日時：2023年1月4日 2時
