第42話：終電 ページ47
「なんか一気に静かになったね〜w。」
『ねっ。ちょっと寂しいなぁ〜。』
「そうか？俺はあほとけがおらんくなって清々したけどw。」
少し笑いながらそう話す私達。
兄さんは相変わらずいむくんとビジネス不仲。
「またまたそんなこと言っちゃって〜。ホントは寂しいんじゃないの？」
そう煽るように聞くないくん。
「寂しくないわ！！」
そしてそれを全力で否定する兄さん。
馬鹿だなぁ、そんなに否定すると反って好きみたいになるのに。
「ほら〜。Aも何とか言ってやってよ〜。」
『えぇ･･･。』
ないくんって急に人に話振るよな･･･。
言いたいこととか別にないし、適当でいっか。
『特に言いたいことないからパスで。』
ふと兄さんの方を見ると、どこから取り出したのか手には氷結が。
私冷蔵庫に氷結入れてない、っていうかその前にお酒買ってない。
ということはお酒常備してるってこと？
アルコール中毒者こわ･･･。
「おいAっ！今失礼なこと考えただろぉ！」
『･･･気のせいでしょ。』
「じゃあなんだその間はぁ！」
「ハイハイ静かにしようね〜。」
ないくん保護者お疲れ様です･･･w。
園長やりながら保護者とか私だったら絶対に無理だわ。
それから暫くお酒を飲んで、ないくんと兄さんが程よく酔ってきた頃。
二人が何かをし始めた。
おかしいな〜、ここ私の家だよね？
「ん〜！ないこたーん！」
「ちょ、まろ･･･！そこは･･･！」
･･･私は自分の家で何を聞かされてるんだろう。
真顔でないくんと兄さんを見ていると玄関のドアが開いた。
まさかこのタイミングは･･･、
「あ、ごめんA！忘れ物しちゃって〜、って何やってんのー！！」
そう、忘れ物を取りに来たのはりうちゃんだ。
「「え、ジェンガだけど。」」
「『ややこしいわっ！』」
『ってか人の家で勝手にジェンガすんな！』
はーい、そう返事をしてジェンガを片付け始める二人。
「そうそう、A！りうらのヘアピン知らない？」
りうちゃん切り替え早すぎない？
そう思いながらも私はりうちゃんに言われたヘアピンを探す。
あ、これかな？
『これ？』
「それ！ありがとーっ！じゃありうら帰るね〜！」
なんだろう。嵐のように去っていったな。
「俺も帰らなきゃ･･･。」
「まりょも帰る〜。」
そう帰ろうとする二人。
私はチラリと時計を見て二人に問いかける。
『そろそろ終電無くなるよ？』
「「え？」」
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なふ - ４２話めちゃ好きです・・・っw 伝説のないふ回ですね（） (2023年4月5日 17時) (
レス) @page47 id: 2326558a84 (このIDを非表示/違反報告)
Near - 癒奈@ナイスタさん» えへへ〜！お祝いありがと！！私は別に優しくないよ...w。そして触れないのが常識((( (2022年8月22日 20時) (レス) id: d6a0ce7232 (このIDを非表示/違反報告)
癒奈@ナイスタ - 続編おめでとっ！にあちゃんも優しい……触れないのうれs((( (2022年8月22日 20時) (レス) id: 81c9b0bc30 (このIDを非表示/違反報告)
Near - 葵緒唯-aoi-＠メセオブさん» あおちゃっ！お祝いありがとぉぉぉ！！ (2022年8月22日 20時) (レス) id: d6a0ce7232 (このIDを非表示/違反報告)
葵緒唯-aoi-＠メセオブ(プロフ) - にあちゃ！！！続編おめでとぉおお！ (2022年8月22日 19時) (レス) @page50 id: bf14041509 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Near | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Naer/
作成日時：2022年7月6日 17時
