第35話：罰ゲーム ページ39
「俺は市民陣営じゃぼけえええええ！」
「え！？がてぃ！？」
『終わった･･･。負け確じゃん。』
「よしりうら。ゲーム終わろか。」
「みんなバカでしょ？見てる時めっちゃ面白かったw。」
「Foooo！まろのぉ！勝ちぃ！」
「っしゃ！俺の勝ち〜！」
はい。ご覧の通り、人狼はないくんと兄さんだったそうです。クソが。
『人狼さんご命令は何ですか。』
「まろ決めていいよ。」
「んぇ〜？どうしちゃおっかなぁ？」
暫く悩んだ兄さん。
パァッと顔を明るくさせ、こう言った。
「お酒一気飲み！」
お酒･･･。生憎未成年のりうらは司会に回ってるからセーフか。
私は兄さんが人数分注いだグラスに手をつけると、渋々飲み干した。
お酒がかなり弱い私はその時点でもう思考停止。
隣にいたないくんに凭れかかった。
「え！？A！？」
『んぅ〜･･･。』
ぼんやりとした視界の中で、トマトのように赤くなったないくんが映った。
すると兄さんが耳元でこう言ってきた。
「A、明日ライブやのにいけるか？」
『ん･･･。無理かもぉ･･･。』
隣で兄さんがないくんに何かを聞いているのが聞こえる。
話し声が止むと、兄さんは私に手を差し出した。
「ほら。どっちみち立たれへんねやろ？ないこの家に泊まりはヤバイから俺が家まで送ったる。」
『ありぁと。』
私は差し出された手を素直に取って歩き出した。
「気を付けてね〜。」
「ん〜。ないこ、俺帰ってこんかもしれんからよろしく。」
「オッケー。」
遠くの方でぼんやりと聞こえる会話。
私は歩いている内にだんだんと眠くなった。
そして私の意識は途絶えた。
「A、着いたぞ。」
『んぇ？寝てた･･･。ありがとぉ。』
私はそう言い兄さんの背中から降りる。
どうやらおんぶされてたようで。
「んじゃ。俺ないこの家に戻るから。」
『＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿』
「は？///」
その後、私が何かを言うと兄さんの顔が一気に赤くなったところまでは覚えてる。
それ以降の記憶はないけど･･･。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿
作者のお話！((
Iris様の大阪公演、仙台公演が中止となってしまいました。
本当に残念です。私の友人は行く予定だったので凄く悲しんでいました。
一刻も早くメンバーの体調が戻ることを願っています。
無理はしないで、ゆっくり休んで欲しいです。
以上！失礼しました！
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なふ - ４２話めちゃ好きです・・・っw 伝説のないふ回ですね（） (2023年4月5日 17時) (
レス) @page47 id: 2326558a84 (このIDを非表示/違反報告)
Near - 癒奈@ナイスタさん» えへへ〜！お祝いありがと！！私は別に優しくないよ...w。そして触れないのが常識((( (2022年8月22日 20時) (レス) id: d6a0ce7232 (このIDを非表示/違反報告)
癒奈@ナイスタ - 続編おめでとっ！にあちゃんも優しい……触れないのうれs((( (2022年8月22日 20時) (レス) id: 81c9b0bc30 (このIDを非表示/違反報告)
Near - 葵緒唯-aoi-＠メセオブさん» あおちゃっ！お祝いありがとぉぉぉ！！ (2022年8月22日 20時) (レス) id: d6a0ce7232 (このIDを非表示/違反報告)
葵緒唯-aoi-＠メセオブ(プロフ) - にあちゃ！！！続編おめでとぉおお！ (2022年8月22日 19時) (レス) @page50 id: bf14041509 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Near | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Naer/
作成日時：2022年7月6日 17時
