第30話：仲直り ページ33
「はい･･･。酔ってました･･･。申し訳ないです･･･。」
そう発言したのは青ざめているないくん。
「俺も酔っとった･･･。ホンマにごめん。」
「俺もアニキとないこと同じ･･･。」
全員酔ってた、ねぇ。
まぁあれだけ飲んだら無理もないんだけど･･･。
『うん。それでも女の子部屋、ましてや一つのベッドで寝るのはおかしいよねぇ？』
私が笑顔でそう言うと、再び口を閉ざす三人。
そこで気が付いた。
今日、いれいす最後のリハーサルじゃん。
『はぁ･･･。分かったよ。酔ってたんなら仕方ない。けど次はないからね？早く準備して！今日最終リハでしょ？』
私がそう問いかけると、頷いて準備を始める三人。
今から出ても遅刻を免れることはないだろう。
そう思いいれいすメンバーに先に連絡をしておく。
Aごめんみんな!大人組と私、多分遅刻する!
りうらおっけー。りうらぽたむして待っとく。
ほとけじゃあ僕しょーちゃんとマリカしてる!
初兎じゃあ大人組にドッキリしかけてもええ?
Aどうぞご自由に〜。
ドッキリか･･･。
初兎ちゃんならあれやりそうだな。ガチ切れドッキリ。
そう思いながらスマホの画面を暗くして、鞄に突っ込む。
そしてみんな揃って玄関を出る。
暫く歩いても誰一人絶対に口を開こうとしない。
『あのさぁ〜。私別に怒ってないよ？』
「ホンマに･･･？」
そう不安そうに聞くアニキ。
アニキはいつもしっかりしてるから、その分他のメンバーよりもダメージが大きかったのだろう。
『ホンマに。私だって兄さんの家でもアニキの家でも、ないくんの家でも寝たことあるじゃん。』
私がそう答えると、安心した様子で胸を撫で下ろす三人。
兄さんは性懲りもなく、
「じゃあ今日もAの家で飲みますか〜！」
『黙れ馬鹿兄さん。ぶっ飛ばすぞ。』
「ぷっ。やっぱAとまろは仲ええな〜。」
「アニキに同感〜。」
『オッケー。三人ともぶっ飛ばす。』
恐らく兄さんは、この場を和ませる為に言ったのだろう。
まったく、昔からそういうところだけ変わってないんだよね。
そんなことを考えていると、会場についたみたいだ。
会場に入ると、明らかに不機嫌そうな子供組が。
あー。しょうちゃんドッキリ仕掛けるって言ってたな〜。
なんて思いながら、私は観察する。
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なふ - ４２話めちゃ好きです・・・っw 伝説のないふ回ですね（） (2023年4月5日 17時) (
レス) @page47 id: 2326558a84 (このIDを非表示/違反報告)
Near - 癒奈@ナイスタさん» えへへ〜！お祝いありがと！！私は別に優しくないよ...w。そして触れないのが常識((( (2022年8月22日 20時) (レス) id: d6a0ce7232 (このIDを非表示/違反報告)
癒奈@ナイスタ - 続編おめでとっ！にあちゃんも優しい……触れないのうれs((( (2022年8月22日 20時) (レス) id: 81c9b0bc30 (このIDを非表示/違反報告)
Near - 葵緒唯-aoi-＠メセオブさん» あおちゃっ！お祝いありがとぉぉぉ！！ (2022年8月22日 20時) (レス) id: d6a0ce7232 (このIDを非表示/違反報告)
葵緒唯-aoi-＠メセオブ(プロフ) - にあちゃ！！！続編おめでとぉおお！ (2022年8月22日 19時) (レス) @page50 id: bf14041509 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Near | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Naer/
作成日時：2022年7月6日 17時
