第26話：写真 ページ29
朝食を食べ終えて少したった頃。
アニキがこう言った。
「まろ、A、そろそろ行かな今日リハーサルやで？」
『うわ！本当じゃん！早く行こっ！』
「まろも行く〜。」
そう言って慌ただしく玄関を出る私達。
雑談をしながら会場まで歩く。
『あ！馬鹿！アニキ！ここじゃない？』
「誰が馬鹿や馬鹿の極み」
「まろ、止めとけ。お前の方が年上やろ。」
「はぁい。」
アニキの言うことは素直に聞くんだ･･･。
そう思いながら私達は会場に入る。
「あ、アニキとまろとAじゃん！まだ俺しか来てないんだよね〜w」
そう言って笑うないくん。
流石リーダー。一番だ･･･！
少し感激しながらも私はスタッフルームへと移動する。
スタッフルームに入ってからだいたい1時間ほど。
メンバー全員が集まったのか、騒がしくなってきた。
「っ！ないこ！消してってば！」
「へ〜？まろとAってビジネス不仲なんだぁ〜？」
「え･･･。まろとAってそういうカンケイだったの･･･？」
「いふってビジネス不仲、いむくんだけじゃなかったんやw」
「まろごめん！ないこがどうしてもって言うから･･･！」
「まって･･･wwお腹痛い･･･ww拡散してもいい？」
なんだか誤解を生むような発言が飛び交っている。
私はそれを弁明する為に、ドアを開けた。
だけど、その行動が後々後悔することになる。
「ちょ！ないこ！Aには見せんな･･･！」
「え〜？A、これってどういうこと？」
ないくんがそう笑いながら差し出してきたスマホには写真が表示されていた。
私が兄さんの肩に頭を乗せ、私の頭の上に兄さんの頭が乗っている。そして二人とも寝ている状態。
『は･･･？』
え、これって多分昨日の･･･。
っていうか何で？何でないくんが持ってるの！？
そういえば昨日の夜、シャッター音が聞こえた気が･･･。
アニキか･･･！！
『アニキ〜？』
「うわぁっ！ごめんって！ごめんってA！ないこがどうしてもってしつこいからつい･･･！」
必死に謝罪するアニキ。
仕方ない、あんな無防備な体勢で寝てた私も悪いしね。
そう思った私は、黒い笑いを浮かべながら、ないくんの方に向きを変えた。
『ないくん？その写真、今すぐ消すよね？ねっ？』
「ないこ。Aの言う通りにした方が身の為やで？」
そう言ってないくんにジリジリと迫る私と兄さん。
ないくんは、
「＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿。」
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なふ - ４２話めちゃ好きです・・・っw 伝説のないふ回ですね（） (2023年4月5日 17時) (
レス) @page47 id: 2326558a84 (このIDを非表示/違反報告)
Near - 癒奈@ナイスタさん» えへへ〜！お祝いありがと！！私は別に優しくないよ...w。そして触れないのが常識((( (2022年8月22日 20時) (レス) id: d6a0ce7232 (このIDを非表示/違反報告)
癒奈@ナイスタ - 続編おめでとっ！にあちゃんも優しい……触れないのうれs((( (2022年8月22日 20時) (レス) id: 81c9b0bc30 (このIDを非表示/違反報告)
Near - 葵緒唯-aoi-＠メセオブさん» あおちゃっ！お祝いありがとぉぉぉ！！ (2022年8月22日 20時) (レス) id: d6a0ce7232 (このIDを非表示/違反報告)
葵緒唯-aoi-＠メセオブ(プロフ) - にあちゃ！！！続編おめでとぉおお！ (2022年8月22日 19時) (レス) @page50 id: bf14041509 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Near | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Naer/
作成日時：2022年7月6日 17時
