第19話：撮影 ページ22
リーダーのないくんが皆に呼び掛けると、メンバーの雰囲気が変わった。
私はというと、ないくんに渡されたカメラを持って、スタンバイ状態。
「よし！A、撮っていいよ！」
ないくんからのOK指示が出た私は、録画ボタンを押す。
録画ボタンを押して数秒経つと、ないくんが挨拶を始めた。
「は〜い！今日はですね！メンバーの皆にリアルないこハウスに集まって貰ってます！」
「りうらぽたむする。」
「ないくんち意外に綺麗やなw」
「うぇぇ〜い！！」
「ほとけうるさい。黙れ。」
「まろ！氷結あげへんぞ！！」
今日も絶好調に動物園してますね。
私が心の中で意味不明なことを考えていると、
「お前らうるせぇぇ！！ここ！俺の家！近所迷惑！声量下げろ！」
「えぇ〜？でもないちゃんの家だし良くなぁい？」
「良くないわ！」
園長さん。今日もお疲れ様です。
だけどなんでちょっと片言気味？
そう考えているけど、私はカメラをずっと持っている。
こんな調子で撮影は二十分ほど続き、やっと撮影が終わった。
「終わったぁ〜！ってかお前らマジでうるさすぎ！怒られるの俺なんだからな？」
「んぇ〜？まりょ知らなぁい。」
そんなやり取りをしているのを横目に、私は時計を見た。
｜10:00a.m｜
そう表示されていた。
ないくんちの時計って無駄にお洒落なんだよなぁ。
撮影後、皆用事はなかった為、ないくんちで遊ぶことにした。
メンバーでマリオカートをしたり、テトリスで勝負をしたり。
他にもTETRISやAmong Usもやった。
そうして遊んでいる間に、時刻は七時ほどになっていた。
「ないく〜ん、りうらそろそろ帰るね。」
『私も帰る〜！』
私とりうちゃんがそう言うと、メンバー次々に帰ると言い出した。
ないくんに見送られて、私とメンバーは一緒にないくんの家を後にした。
どんどん帰り道で別れていくメンバー。
最終的に残ったのは、私と兄さんとアニキだった。
またアニキに助けられた･･･。
そう思って、家が近くなって来たので鍵を探す。
確かポケットに･･･。
そう思ってポケットに手を突っ込む。
え、ないんだけど？
私は絶望した顔で兄さんとアニキに打ち明けた。
『兄さん、アニキ。家の鍵、どっかいった･･･。』
私が死んだ魚のような目でそう言うと、
「「えぇ！？」」
綺麗にハモった返事が返ってきた。
私、おわった･･･。
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なふ - ４２話めちゃ好きです・・・っw 伝説のないふ回ですね（） (2023年4月5日 17時) (
レス) @page47 id: 2326558a84 (このIDを非表示/違反報告)
Near - 癒奈@ナイスタさん» えへへ〜！お祝いありがと！！私は別に優しくないよ...w。そして触れないのが常識((( (2022年8月22日 20時) (レス) id: d6a0ce7232 (このIDを非表示/違反報告)
癒奈@ナイスタ - 続編おめでとっ！にあちゃんも優しい……触れないのうれs((( (2022年8月22日 20時) (レス) id: 81c9b0bc30 (このIDを非表示/違反報告)
Near - 葵緒唯-aoi-＠メセオブさん» あおちゃっ！お祝いありがとぉぉぉ！！ (2022年8月22日 20時) (レス) id: d6a0ce7232 (このIDを非表示/違反報告)
葵緒唯-aoi-＠メセオブ(プロフ) - にあちゃ！！！続編おめでとぉおお！ (2022年8月22日 19時) (レス) @page50 id: bf14041509 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Near | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Naer/
作成日時：2022年7月6日 17時
