第18話：喧嘩 ページ21
ないくんちに入ると、既に子供組が待機していた。
早くない？そう思っていると、こちらに気付いた子供組が、
「「「ウェルカムトゥーザないこハーウス！！」」」
そう出迎えてくれた。
なので私もそれに答えた。
『「I visit the house of ないこ〜！」』
"ないこの家にお邪魔します！"
ん？待って、兄さんと被ったんだけど。
あり得ない！本当にあり得ない！
『Do not cover. To be frank it is gloomy.』
"被せないで。正直鬱陶しい。"
「This? I do not cover. Would that cover?」
"は？俺は被せてない。お前が被せたんだろ？"
『Shut up.』
"うるさい。黙れ。"
「Whom do you say towards? What that even 歌い手 does not see a thing do you talk about?」
"誰に向かって言ってんの？お前が歌い手だってことバラすぞ？"
くそっ、今回ばかりは私の負けか･･･。
脅しは卑怯だ･･･！
「ほらほら、まろ、A。喧嘩しないの！」
ないくんの止めが入ったし、この辺で止めにしておくか。
そう判断した私は渋々、謝罪の言葉を口にした。
『申し訳ございませんでしたお兄様。私が全て悪かったです。』
こんなこと言う筈じゃなかったのに･･･。
隣を見ると、兄さんが勝ち誇ったような顔をしていた。
ウザイ。とてつもなくウザイ。
『我特别讨厌你。』
ふふん。中国語は兄さんには分からないだろう。
中国語ちょっとだけ話せて良かった〜！
兄さんやメンバーは困惑しているが、りうちゃんだけ意味が分かったらしく、爆笑していた。
え？この言葉の意味？あなたが大嫌い、だよ。
「は？お前今何て言った？中国語やんな？」
『え〜？帰国子女のIfさんなら分かると思ったんですけどね〜？中国語分かんないんだ〜？ふ〜ん？』
バチバチに煽りを決めていくスタイルで。
喧嘩が始まりそうな雰囲気を察知したのか、今度はアニキが飛んできた。
「はいはい！まろ！氷結！」
「んぁ！ひょうけちゅ！」
さっきまでの怒りはどこへやら。
急に幼児退行した兄さん。
そんな兄さんを放って、アニキは私の耳元で囁いた。
「まろが嫌いなのは分かった。けどめんどくさいからあんま怒らせんといて？」
お願いしてくるアニキ。
私は"無理"と言えず、受け入れてしまった。
『出来るだけ控えます･･･。』
私は少し拗ねていると、ないくんが号令を掛けた。
「はいはい！撮影始めるよ！気合い入れて〜！」
「「「「「『お〜！！』」」」」」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 86人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品が参加のイベント 
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
なふ - ４２話めちゃ好きです・・・っw 伝説のないふ回ですね（） (2023年4月5日 17時) (
レス) @page47 id: 2326558a84 (このIDを非表示/違反報告)
Near - 癒奈@ナイスタさん» えへへ〜！お祝いありがと！！私は別に優しくないよ...w。そして触れないのが常識((( (2022年8月22日 20時) (レス) id: d6a0ce7232 (このIDを非表示/違反報告)
癒奈@ナイスタ - 続編おめでとっ！にあちゃんも優しい……触れないのうれs((( (2022年8月22日 20時) (レス) id: 81c9b0bc30 (このIDを非表示/違反報告)
Near - 葵緒唯-aoi-＠メセオブさん» あおちゃっ！お祝いありがとぉぉぉ！！ (2022年8月22日 20時) (レス) id: d6a0ce7232 (このIDを非表示/違反報告)
葵緒唯-aoi-＠メセオブ(プロフ) - にあちゃ！！！続編おめでとぉおお！ (2022年8月22日 19時) (レス) @page50 id: bf14041509 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：Near | 作者ホームページ：http://uranai.nosv.org/u.php/hp/Naer/
作成日時：2022年7月6日 17時
