ヒーローがバイトしてるから常連になりました

相澤消太inドラッグストア (タンスにゴンゴン) ページ16

決まった曜日,決まった時間に彼女は来る


そろそろかな…あ,来た。いらっしゃいませって言わないと


「…いらっしゃいませ」


いや俺声小さ



俺の働くドラッグストアの隣のお店でバイトしてる同い年くらいの女の子




今日はソワソワしてる



『あの…』



首を傾げると


『女の…店員さんいらっしゃいますか?』



「今は…居ません」






『え…あ,じゃあお願いします』



飲み物,食べ物と一緒に出されたアレ






生理用品




『ごごごごめんなさい。昨日母さんに頼まれて…』




ついつい目線が下に行ってしまう




今…そうなんだ





我に返ってぎこちなく外から見えない様に半透明のビニールに入れる




そして別の袋に他の商品を入れる





「何か……ごめん,…なさい」






こういうのデリケートなんだろうな





頬を掻きながら謝るも彼女が見れない





『こちらこそ,ごめんなさい…また来ます』


顔を上げると会釈してソワソワと出口に向かう



いつもレシート貰って帰るのに





生理用品の名前の書かれたレシートはゴミ箱でなく




俺のポケットに吸い込まれてった


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思春期相澤消太(15)を書きたかったんです( ˙꒳˙ )

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