「光」は知っている 2

いつものように… ページ22

「ピピピッ」

ア「う〜」

目覚ましの音で起きる

(ランニング行こ…)

それでランニングに行った後着替えて朝ごはんを食べた

ア「いってきます」

電車に乗って学校に行く

教室のドアを開けていつも通り小さく「おはよう」って言う

雪「彩ちゃんおはよう」

ア「雪ちゃんおはよう」

それでいつも通り授業を受けて

先生のちょっとした小話もちょくちょく聞いて

雪ちゃんと一緒に途中まで帰る

(前と少し暮らしは変わったけど結構今も楽しいな)

それで帰ったら秀明に行く

授業を受けて

先生に当てられると一瞬「ドキッ！」ってなったり

そして帰る時もいつものように…

「キャーーー！！」

耳が…

なんだろ…？

少しジャンプしてみると

ア「げ…」

そこにはKZのみんながいた

多分私に用があるんだと思うけど

今日はこれから人が来ない場所探し(？)があるのに

ここはこっそり裏口から出よう


ア「ふ〜」

よし！みんながわからないように出れた

じゃあさっそく探しに行こう！




う〜ん

ぜんっぜん見つかんない

でもよく考えたらこんな都会で人が来ないところなんて探せるはずないか

人が来ない場所があったとしても絶対そこ危ないところだし

じゃあ他に人が来ない場所…

う〜ん

人が来ない場所…

う〜〜ん

そうやって考えてたらいきなり誰かに腕を引っ張られた

へ？！

？「そのまま行くと電柱とおでこが当たるよ」

この声は…

ア「黒木君！」

黒「まぁおでこにたんこぶが出来てもいいなら別にいいけどね」

電柱？

前を見ると以外と電柱が近いところにあった

あぁ…

また私考え事して周りを見てなかった

治さなきゃなぁ〜

ん？でもなんで黒木君がいるの？

ア「なんで黒木君がいるの？」

黒「玄関で待ってたんだけど裏口からでてった人を追いかけてたんだよ」

バレてるー

じゃあ…

黒木君の後ろを見る

やっぱりみんながいた

怒られるな〜

特に若武

だってもう顔が…

若「ア〜ヤ〜！」

ア「ごめんなさい〜！」

ひぇ〜

小「若武落ち着いて…」

翼「アーヤにも用事くらいあるんだからさ」

上「そうだぞ。それくらい分かれよバカ武」

若「なんだと〜！」

あら〜

いつもの取っ組み合いが始まっちゃた

黒「まぁこうゆうことは初めてじゃないけどね」

うっ…すいません…

だって目立ちたくないんだよ〜

なにがなんでも目立つのだけは嫌なんだもん

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