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『…よし、あと一息』
「無理してもいいけど、無理しないでね」
『ふふ、無茶なこと言わないで玉森』
痺れてる脚を引きずって歩き、ライトはポケットにしまった。私の元に北山が来る。
「おい、動くなって」
『うるさい。それより私をまた護衛して』
「嫌だ」
『相打ちはしないよ約束する。だからさっきより全力で護衛して』
「…分かったよ」
北山は、はあってため息をつくと、Aを護衛するよー！って大きな声で叫ぶ。二階堂達はそれぞれ返事をした。
他の人に当たったりしたら怖いから、また間合いを詰めるしか無い。一瞬でも隙が欲しい…ってことは。
『北山。そこに落ちてるパイプみたいの頂戴。…そうそれ、軽いやつ』
「ほいよ」
『ん、ありがとう』
「じゃあ俺ら攻撃開始〜！」
北山はまた緩〜く声をかけて攻撃を始める。
もう皆の体はあまり動いてない。元気そうに振る舞ってるだけで、一歩踏み違えれば死、だ。
私はプラスチックパイプを左手に持つ。リーチがあるし、最適な棒。
また間合いを詰める為、縫うように進む。KINGは私が来ると警戒して、私に対する攻撃が増えた。
『…ふふ、余裕ないのね』
「違うよ。Queenを殺せば皆の心を折れると思ってね」
『あら、彼等はさらに燃えるタイプだけど？』
「どうかな？Queenを殺してみたら分かるかも」
『そんなこと、不可能だけどね！！』
思いっきり、パイプを脚の切り傷に打ち付ける！と思ったが、掴まれてしまった。
「動きが鈍いよ。死にな」
『……』
「おっと危ないね〜Aが死んじゃう」
「間に合った…」
そのまま私の首に大剣を振り下ろしてきた。でも私は動揺なんてしない。そんな顔を見て、KINGは少し眉を顰める。
それと同時に私の真上で、北山と横尾が剣を抑えた。
『…ほらね、死なないよ。私には仲間が居るから』
「…どいつもこいつも小賢しいな！」
イラついたのか、パイプを離して
バン！バン！
二階堂と千賀が撃ち落とす。
『だから死なないって。仲間居るって話したでしょ？ほーら！隙あり！皆！離れて！』
「ぐあっ！」
『うおらぁ！って、あっつ！』
皆がすぐ離れたのを確認して今度こそパイプを脚の傷に当てる。怯んだ所で宮田玉森特製のお手軽レーザーを使った。
…が、腹にレーザー貫通。殺す気で心臓を狙ったけど熱さと手の力の無さでズレてしまった。
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yuzu_(プロフ) - 完結間近なんですね！楽しみにしてます！ (2022年2月16日 8時) (
レス) id: b026b7a2ff (このIDを非表示/違反報告)
ナナシ(プロフ) - yuzu_さん» yuzu様、毎度コメントありがとうございます！長い間お待たせしてしまいました。本当に申し訳なかったです（ ; ; ）完結間近ですが、最後までお付き合い頂けると嬉しいです！ (2022年2月16日 1時) (レス) id: 18aa49fd4f (このIDを非表示/違反報告)
yuzu_(プロフ) - お忙しい中ありがとうございます。ずっと待ってました泣また楽しみによみます！ (2022年2月15日 0時) (レス) @page42 id: b026b7a2ff (このIDを非表示/違反報告)
ナナシ(プロフ) - ほおうさぎさん» ほおうさぎ様、コメントありがとうございます！お返事遅くなりました。ごめんなさい。ジャニーズでこのようなお話ってあまり見かけないので勇気いりましたが、読んでくださる方が多く安心しています（笑）もう少しお休み頂きますが、これからも宜しくお願いします！♡ (2021年12月16日 17時) (レス) id: 18aa49fd4f (このIDを非表示/違反報告)
ほおうさぎ - はじめまして！キスマイのこういうお話好きなので楽しみにしています！主様のペースで大丈夫ですからね。ゆっくりお休みください！！ (2021年12月12日 23時) (レス) @page42 id: 86f6a5fb9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナナシ | 作成日時：2021年11月25日 16時
