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「A！」
「A、大丈夫？？」
「無理しすぎだよA、ちょっと端で休んで」
3人も私に寄ってきて、横尾は少し怒ってる。
『…だいぶ傷入れたしそのまま倒してきて』
「…任せろ、ぶっ殺してくる」
『…殺しちゃダメよ、違反よ』
「こんなときまで細かいAが大好きだぜ！」
ははって笑う二階堂に苦笑いする3人。
…温かいなあ、なんて思いつつ私は殺す気しかないけどね。
うっしゃあ！って声出しながら、4人はまたKINGに攻撃を仕掛け始めた。
横脇腹、片足、片手……それに…はあ。
血が足りないのか、もしくは。頭がくらっとする。視界がボケ始めた。
『ゲホッ、ゴホッ……』
「Aちゃん！戻った！…ってその傷…」
「…大丈夫か？」
『ゲホッ…おかえり。私の傷はどうでもいいの。そんなことより出来た？』
「出来たよ！ガヤが全部敵倒してくれたおかげでね、やり易かった！」
そういえば追手が来てない。藤ヶ谷にありがとうと言うと歯切れの悪い返事が来る。
玉森は私にライトを渡した。
『…見た目変わらないけど』
「ちゃんと元のライト分解して、中にレーザー入れたからね。1回使ってみたけど、多分あと1回しか使えない」
『…本当？』
「うん、あまりにも熱くて容器がすぐ溶ける。それに照射時間も多分1秒しか無理。すぐ止めないと手が溶けるよ」
『…怖』
宮田がさっき使って火傷したって手を見せてきた。1秒しか使ってないのに！って嘆いてる。
「1秒当てれば十分に殺傷能力はあるけど、タイミングが合わなければ意味ないし、結局2回目使えたとしても相手に手の内バレてるから難しい。…だからチャンスは1回」
『…分かった、ありがとう…ゲホッ』
「Aちゃん…もう動けないでしょ、俺やるよ？」
『何言ってんの宮田。鈍臭いんだから、首でも斬られて終わりよ』
「…でももうAちゃん、顔色も悪い」
『玉森までうるさいわね。あいつら見なさいよ。諦めずに戦ってんの。それに北山の話聞いてたでしょ？誰かがここで死んで皆で帰れないくらいなら、全員でここで死ぬって。私まだ死にたく無いもの。1番有能な私が行く方が死亡率低いでしょ？』
納得してないような顔で、分かったよ、と2人は頷く。
「俺も戦闘参加する」
『藤ヶ谷はここで2人守ってて。いつ
「…分かった」
藤ヶ谷も納得してない顔だった。
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yuzu_(プロフ) - 完結間近なんですね！楽しみにしてます！ (2022年2月16日 8時) (
レス) id: b026b7a2ff (このIDを非表示/違反報告)
ナナシ(プロフ) - yuzu_さん» yuzu様、毎度コメントありがとうございます！長い間お待たせしてしまいました。本当に申し訳なかったです（ ; ; ）完結間近ですが、最後までお付き合い頂けると嬉しいです！ (2022年2月16日 1時) (レス) id: 18aa49fd4f (このIDを非表示/違反報告)
yuzu_(プロフ) - お忙しい中ありがとうございます。ずっと待ってました泣また楽しみによみます！ (2022年2月15日 0時) (レス) @page42 id: b026b7a2ff (このIDを非表示/違反報告)
ナナシ(プロフ) - ほおうさぎさん» ほおうさぎ様、コメントありがとうございます！お返事遅くなりました。ごめんなさい。ジャニーズでこのようなお話ってあまり見かけないので勇気いりましたが、読んでくださる方が多く安心しています（笑）もう少しお休み頂きますが、これからも宜しくお願いします！♡ (2021年12月16日 17時) (レス) id: 18aa49fd4f (このIDを非表示/違反報告)
ほおうさぎ - はじめまして！キスマイのこういうお話好きなので楽しみにしています！主様のペースで大丈夫ですからね。ゆっくりお休みください！！ (2021年12月12日 23時) (レス) @page42 id: 86f6a5fb9e (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ナナシ | 作成日時：2021年11月25日 16時
