【ジョジョ】幸福少女(?)と帽子の君。

第十二の敵 ページ8

今日もDIOの情報を求めて街を歩き回っていた。

今、一緒に行動しているのはジョセフさん。

いつDIOの刺客がやってきても可笑しくない…。

そんな事を考えながら歩いていると、見覚えのある帽子が見えた。

『よう、ホルホースじゃあねーか。顔のキズは綺麗に治ったみたいだな、良かった良かった。』

ﾎﾙ「あの時は油断してたが…今回ばかりは違ぇ。仲間も連れてきた！警戒体制だ！」

ｼﾞｮｾ「なんじゃアイツは…」

ああ、ジョセフさんは知らないか。

俺はジョセフさんにDIOの刺客だ、と話す。

『仲間ァ？一体どこにいるってんだよ、見あたんねーぞ？』

ﾎﾙ「結構近くだぜ…！ほら、来たぞ」

本能的に気配を感じ、店のショーケースを見る。

ガラスにはくっきりスタンドが見えていて、慌ててそちらを見るが、何もない。

『どういう事だ…？』

どういう事か分析していると、ジョセフさんの声が聞こえた。

ｼﾞｮｾ「リュウ、危な―」

『グッ…いってぇ、って、どこ行った!?』

するとすぐにそのスタンドは消えていた。

どういう事だ…？

ガラス等の中にいるスタンドなのか…？

ガラスごと砕けばいいのか…？

思考が頭を駆け巡る。

『ホルホース。』

ﾎﾙ「なんだ」

『―お前から先にやることにした。』

上手く作れるか分かんないけどッ…！

『大砲…ッだ……！』

こんなにデカイもの作らない！

普通！

『十秒以内に[自主規制]するか死ね。』←

ﾎﾙ「はぁあ!?」

『じゅーう、きゅーう、はーち』

ﾎﾙ「おっ、俺は逃げる！」

ホルホースが逃げ帰った所で変身をとく。

『はァ〜疲れた〜。』

ホルホースが逃げてくれて良かった。

威圧感出すために超でっかいの作ったんだけど、死にそう。いや、死なないけど！

『ジョセフさん、あのスタンドの本体って念写出来ます？』

ジョセフさんは、お安いご用！と言ってカメラをぶち壊した。

本体の顔や今いる所が分かったのはいいが、俺はジョセフさんの念写の仕方に若干引き気味である。

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