不安 ページ2
『なんか情報ゲットできました〜?』
ポル「いや、無かった」
アヴ「わたしのところも無かった」
ジョセ「わしらはあったぞい?」
ジョセフさんが胸を張って言った。
どんな情報だ…?
承「酔っていてあまり覚えていないがここより東の町だと言っていた。」
ざっくりだなぁ〜。
ポル「まだまだ先は遠いなあ〜。」
『ま、もう少しでたどり着くと思えば楽さ!』
ジョセ「そうじゃそうじゃ、はっはっは!」
なんて話をしながらホテルへ向かった。
ホテルの部屋でイギーと話していた。
『なぁイギー。本当にDIOのこと倒せんのかな…。』
コーヒーガムを噛みながらイギーはこちらを見た。
『実はさ、時々不安になるんだ。俺は本当に承太郎たちの役に立ってるのかなって…。』
イギー「…。」
イギーは何も言わず聞いてくれている。
『この前、スティーリーダンと戦っただろ?その時、俺は怪我して戦ったのはほぼ承太郎だったんだ。』
承太郎は休んでろと言った。
『その後、一瞬怖くなったんだ。確かに承太郎はスティーリーダンを倒したけど、俺は必要ないんじゃないかって…。』
イギー「…!」(手が、震えてるぞ…)
『俺が居なくてもいいんじゃあないかって…思った…!』
涙が溜まる。
承「そんなことねーんじゃあないか?」
『!!』
承太郎…いつの間に
承太郎は俺の隣に座った。
承「俺は…リュウが居ないとこのチームは駄目になると思うぜ。」
『…へ?』
承「はぁ、俺たちの中で計算ずくの作戦速攻で考えられる奴…お前以外、誰が居るんだよ」
『…ッ』
ちょっと面白くて思わず口角が上がる。
承「何より」
『…?』
承「お前が居なかったら、皆やる気無くすからな」
やる気無くす…?
『なんで』
承「そりゃあ、リュウが居ないと作戦立てらんないし、ピンチの時、心の中で"リュウだったら"って考える。」
『はは、皆俺のこと大好きかよ?』
承「ああ、大好きだと思うぜ」
こちらを見てニヤ、と承太郎は笑った。
『…そりゃあ困ったな、リュウちゃんは一人しかいないぜ!///』
承「ああ…だから、そういうこと言うなよ。」
と言って承太郎は部屋を出ていった。
『…ふっ、何しに来たんだよ』
イギー「ハッ、無駄な時間ってもんだ」
『ハイハイ』
すっかり元気を取り戻した俺はぐっすりと眠った。
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カレーライス - あんころもちさんの作品も早く読んでみたいです! (2017年12月16日 20時) (レス) id: 3c57821f6f (このIDを非表示/違反報告)
あんころもち - 続編&完結おめでとうございます!続き、楽しみにしています! (2017年12月16日 20時) (レス) id: e93aa7ac9b (このIDを非表示/違反報告)
あんころもち - ありがとうございます! (2017年12月16日 11時) (レス) id: e93aa7ac9b (このIDを非表示/違反報告)
カレーライス - 画面の一番下にパスワードと書いていませんか?書いてあったら、そこに設定したパスワードを入れてください! (2017年12月15日 22時) (レス) id: 3c57821f6f (このIDを非表示/違反報告)
あんころもち - カレーライスさん、質問デス!…実は私、3DSで見てるんですけど作りたくても保存を押してからの次がわからないんです。どうすればよいでしょうか? (2017年12月15日 21時) (レス) id: e93aa7ac9b (このIDを非表示/違反報告)
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